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Sinopec、2018年は厳しい経済環境でも50%増益を見込む

Sinopec
2019-01-08 11:01 1205

【北京2019年1月8日PR Newswire】

*外部環境は依然として厳しい

*行動で対応、的確な処分、簡素化と効率化の計画が引き続き好業績を生む

*精製油の販売が初めて4000万トンに到達

*燃料品質の向上を続け、ガソリンに対するディーゼルの比率は1.06に低下

*企業事業再編と経営効率化を達成

世界最大の石油精製会社China Petrochemical Corp.(Sinopec Group)は、2018年の利益が50%以上拡大したと見込んでいる。厳しい経済環境にもかかわらず、効率の改善によってコストが低下し、販売が伸びたことが背景だ。

「より良い生活のためにエネルギーを届ける」ことを使命とするSinopecは、高品質への揺るぎない努力とサプライサイド改革の深化を重点にし、輝かしい業績を達成した。

Sinopecは2018年に国内外で市場シェアを拡大し、大きな前進を果たした。中国国内の石油・ガスの探査および生産事業は安定し、原油の上流生産を活性化させ、天然ガス生産を効率的に拡大した一方、効率改善によって単位当たり総生産コストを削減した。石油製品の国内販売も増加した。厳しい競争の中でもグループは生産と販売部門の強力を深めたためだ。

グループは生産と販売、調査、応用の一体化を進め、それぞれの顧客のニーズに対応してサービスを細かく調整したことで、化学製品の販売量も前年より増加した。精製油の販売を積極的に拡大し、初めて4000万トンを超えた。潤滑油の総販売額は前年比で5%増加し、このうち高級品は10%の急増だった。

グループはまた国内、同時に輸出拡大によって海外で、化学原料と石油製品の多様な需要に応じようと努めた。海外の石油・ガス事業は既存の上流事業の運営でコスト管理を強化し、資産処分を積極的に進め、海外でのバレル当たり現金操業コストをさらに削減する結果になった。

石油精製事業でSinopecは、強い販売攻勢を維持した。グループは生産と販売の協力関係を深め、市場の状況と収益性に基づいて製品構成を力強く最適化した。グループは燃料の品質向上を成し遂げて、ガソリンに対するディーゼル油の比率は1.06に低下した。

化学製品の生産と操業の分野で、Sinopecは好調な市場条件を利用して効率を高めた。生産と販売を緊密に一体化し、製品構成の調整を早めた。エチレンのトン当たり生産コストは引き続き低下し、付加価値の高い合成化学製品の割合は引き続き伸びている。

天然ガスの分野で、Sinopecは自社生産ガスと輸入液化天然ガス(LNG)の調整を強化し、パイプラインとLNG受け入れ施設の建設によって最終ユーザー市場への進出ペースを加速させた。

石油工学サービス分野でも良い進展があった。グループが事業を再編し、赤字プロジェクトを処分する中、国内外での新規契約額は前年より増加した。石油精製と石油化学工学サービスでは、中国の画期的な「一帯一路」構想に沿った地域を含めた新市場へ乗り出し、事業構造を最適化して契約販売を伸ばした。

2018年にSinopecは改革を深化させた。グループは国際協力部門を設立し、資本と金融の業務単位を設置した。天然ガスやパイプライン、備蓄、輸送などの専門部局間の関係も改善した。さらにSinopecは企業再編を進めて、経営を簡素化し、個人財産権を強化した。

重要な技術開発も2018年に進展した。グループは技術を応用に転化するインセンティブを高め、最先端技術の研究を強化し、新エネルギー研究センターと技術インキュベーター、研究開発ラボの開発を続けた。

▽Sinopecについて

China Petroleum & Chemical Corporation(Sinopec Corp.)は国内と国際の証券取引所に上場する企業で、本社は北京。2000年に設立された世界最大の石油精製・ガス・石油化学コングロマリット。上流、中流、下流の各事業を統合し、強い石油・石油化学を中核事業とする。Sinopecは「より良い生活を推進する」を使命とし、すべての人々のニーズに応える世界有数のエネルギー・化学会社を構築するとのビジョンにまい進している。

ソース:Sinopec

ソース: Sinopec