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ファーウェイがSmart City Expo World Congress 2018でスマートシティー向けのデジタルプラットフォームを発表

Huawei
2018-11-15 12:02 2110

【バルセロナ(スペイン)2018年11月15日PR Newswire=共同通信JBN】

優れた最新ICTに基づくファーウェイのデジタルプラットフォームはスマートシティー+を支援

ファーウェイは13日、Smart City Expo World Congress(SCEWC)2018で、人工知能(AI)、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ビッグデータ、クラウドを含む優れた最新ICTに基づくデジタルプラットフォーム(Digital Platform)を発表した。このプラットフォームは、国際的なスマートシティー業界における都市全域にわたるインテリジェンス、持続可能な開発を実現する。ファーウェイとそのグローバルパートナーは、スマートトランスポーテーション、スマートガバメント、スマートエデュケーション、スマートアグリカルチャーをはじめ都市管理、公共安全、環境保護をカバーするこのプラットフォームに基づくソリューションをデモンストレーションした。これらのソリューションは都市管理を容易にし、公共サービスを向上させ、産業のイノベーションとベストプラクティスを実現するために設計されている。SCEWCの期間中、ファーウェイは「Digital Platform Empowers Smart City+」をテーマに掲げてGlobal Smart City Summit 2018を開催し、スマートシティー向けのデジタルプラットフォームを紹介した。このサミットで、TM ForumとEUROCITIESなどの著名な企業団体、シンガポール、ゲルゼンキルヒェン市、ヤンブー市、ジャンザン市の代表は世界の400以上の都市行政官とスマートシティー開発の考えや経験を共有した。

Smart City Expo World Congress(SCEWC)2018はスペインのバルセロナで開催され、ファーウェイはブースを開設
Smart City Expo World Congress(SCEWC)2018はスペインのバルセロナで開催され、ファーウェイはブースを開設

▽スマートシティーを実現するデジタルプラットフォームを構築

デジタル技術は、都市管理、市民生活、公共安全、産業発展を含め今日の多数の都市のすべての分野に深く浸透している。その結果、成長するグローバルなデジタル経済によって推進されるスマートシティー開発競争が世界中で起きている。スマートシティーの採用は、データサイロを解体する第1段階、モバイルインターネット・アプリケーションが増大する第2段階、大量の都市データの収集のためのIoTを開発する第3段階を経てきた。現在は第4段階に差し掛かっており、都市はAI対応のデータマイニングを通じた管理能力を向上させ、デジタル技術と都市管理の統合を達成して、持続可能な都市開発を推進している。

ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループのバイスプレジデントで、ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループのグローバル販売部門のプレジデントであるマー・ユエ氏は「スマートシティーの開発は極めて複雑なプロジェクトである。クラウド-パイプ-デバイス(cloud-pipe-device)の相乗効果を提供し世界をリードするICT製品・ソリューションプロバイダーであるファーウェイは、クラウド、IoT、ビデオ、エッジコンピューティングとAI技術の統合を実現し、「頭脳」(指令センター)、「中枢神経システム」(ネットワーク)、「末梢神経システム」(センサー)など、都市神経システム全体をコネクトすることができる。これはオープンな「+AIデジタルプラットフォーム」を構築し、将来の都市のデジタル変革を促進する。オペレーティングシステムと同様に、このプラットフォームはさまざまな都市センサーと互換性があり、都市のデジタルツインを構築し、さまざまな都市アプリケーションをサポートする。ファーウェイのデジタルプラットフォームは極めて効率的かつオープンであり、エコシステムパートナーとの協力を促進する。このプラットフォームは、効率に優れたスマートシティー開発に必要とされるトップレベルの設計、統合、運用、サービス利用、その他の能力も提供する。将来、ファーウェイの+AIデジタルプラットフォームはより多くの都市のスマートな基盤を形成し、世界中で持続可能な都市開発を推進する。われわれは顧客およびパートナーとともに、スマートシティーの基準を設定できることに期待している」と語った。

国際的なクロスボーダーのソートリーダーおよび都市行政官はグローバルなスマートシティー建設がプラットフォームベースの時代の到来を告げると確信している。

ファーウェイが同社の「プラットフォーム+エコシステム(Platform + Ecosystem)」戦略に基づくスマートシティー向けのデジタルプラットフォームを発表

ファーウェイは今回のサミットで、スマートシティー向けのデジタルプラットフォームを発表した。AIはIoT、ビッグデータ、地理情報システム(GIS)、ビデオクラウド、コンバージド通信リソースを統合するこのプラットフォームの中核である。このプラットフォームは従来の情報システムからの転換を明確にし、スマートシティー開発のための確固たる基盤を築く。ファーウェイはソフトウエアアプリケーション・パートナーにサービスを提供するミドルウエア・プラットフォームも開発した。これは、アプリケーションパートナーが迅速に上部レイヤー・アプリケーションを開発し、都市管理、都市サービス、業界発展における変革とイノベーションを促進することを支援するように設計されている。

スマートシティー向けのファーウェイのデジタルプラットフォームは数々の独自能力を活用している。1番目として、ファーウェイはクラウド-パイプ-デバイス技術をカバーするフルスタック・デジタルプラットフォームおよびプラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)を提供する業界初のベンダーである。2番目として、スマートシティー向けのデジタルプラットフォームはIoT、ビッグデータ、GIS、ビデオクラウド、コンバージド通信、AI、情報セキュリティーを含むPaaSレイヤーで総合的なコンポーネントおよび機能を完備している。このプラットフォームはこれらの能力を統合するインダストリー・イネーブルメント・プラットフォームを含んでいる。ファーウェイの持続可能な優位性は、顧客需要、一貫した研究開発投資によって推進された技術イノベーションを伴う自社開発のチップ、アルゴリズム、アーキテクチャー設計の成果である。

ファーウェイのスマートシティーソリューションは現在、40カ国以上160以上の都市で役立っている。例えば、ドイツのデュイスブルクやイタリアのサルデーニャでこのソリューションは新興企業の発展を促進し、両市の投資環境だけでなく市民の生活を向上させている。南アフリカのルステンンブルクやセルビアでは、デジタル技術は都市開発能力の向上を継続させている。一方、北大西洋諸島や天津の浜海新区で、AIはこれらの都市が市民を深く理解し、都市サービスの向上を図ることを可能にしている。

ファーウェイは世界中の都市と協力して、同社のデジタルプラットフォーム、エコシステムパートナーの統合ソリューション、すべての関係者の統合サポートに基づいてデジタル変革を探求している。将来、最新のAI技術を備えたファーウェイのデジタルプラットフォームはより多くのスマートシティーの基盤となり、完全にコネクテッドなインテリジェントな世界のために、あらゆる人、家庭、組織にデジタルをもたらすことになる。

Smart City Expo World Congress(SCEWC)2018は11月13日から15日まで、スペインのバルセロナで開催されている。ファーウェイのブースはGran Via 2展示ホール(ホール2)のB200に開設されている。SCEWCでのファーウェイの展示に関する詳細はウェブサイトhttp://e.huawei.com/topic/smartcity2018/en/index.html を参照。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20181113/2298393-1

ソース:Huawei

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