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ファーウェイが次世代Intent-Driven CloudCampusソリューションをリリース

Huawei
2018-10-11 14:36 1672

【上海2018年10月11日PR Newswire=共同通信JBN】この新しいソリューションは、よりインテリジェント、シンプルで安全なエンタープライズキャンパスネットワークを構築することで、プロアクティブな体験管理、クローズドループ障害自己修復ソリューション、未知の脅威に対する迅速な防御を実現する。

ファーウェイ(Huawei、華為技術)はHUAWEI CONNECT 2018に先立ち10日、次世代Intent-Driven CloudCampusソリューションを発表した。この最新のキャンパスネットワークでは、最先端のSmartRadio WLAN性能最適化テクノロジー、AIを搭載したインテリジェントなO&MエンジンのCampusInsight、キャンパスネットワークのAIによるプロアクティブなセキュリティー保護などのイノベーションが導入されている。これらの長所により、このソリューションは、各ユーザー、各アプリケーション、および各瞬間に最高のエクスペリエンスを提供するデジタルキャンパスネットワーク構築をサポートする。

ファーウェイのキャンパスネットワーク・ドメインでゼネラルマネジャーを務める、チャオ・ジーペン氏は「将来のキャンパスネットワークには、ユビキタスワイヤレス、インテリジェントな運用・管理、クラウドベース管理の3つの特徴があるとみている。デジタルアプリケーションをサポートするために、将来のキャンパスネットワークはこれまで以上にインテリジェントになる。ファーウェイの最新Intent-Driven CloudCampusソリューションは未来を現在にもたらすため、ビッグデータ、AI、SmartRadio WLAN性能最適化テクノロジーを使用して、エンタープライズユーザーが常時稼働のビジネス、確実なユーザー体験、および簡素化されたO&Mを特徴とする高品質ネットワークを構築するのをサポートする。

ファーウェイの次世代Intent-Driven CloudCampusソリューションは、エンタープライズ・キャンパスネットワークに影響する3つの主要課題に対処する。第1に、使用が増え続けるモバイルオフィスとオーディオ・ビデオアプリケーションにより、不安定で低品質なWi-Fiに対するユーザーからの苦情はさらに頻繁になっている。第2に、ネットワークアドミニストレーターはユーザーのバックトレースと区分ができない。アプリケーション関連の不具合も同様である。第3に、HTTPSのように暗号化されたトラフィックが劇的に増え、シグネチャーベースの防御を使う従来の検知方法から逃れるために、攻撃者はこのトラフィックを使う。その結果、エンタープライズの中核資産は高リスク環境にさらされる。

ファーウェイの次世代Intent-Driven CloudCampusソリューションはこれらの課題に以下の3大イノベーションで対応する:

*ファーウェイの最新のWLAN AP(802.11ac Wave 2と802.11ax)はSmartRadioテクノロジーをサポートする。このテクノロジーは、エンタープライズオフィスで成長し続けるオーディオ・ビデオストリーミングアプリケーションに高品質のWLANを提供するという課題に簡単に対応する方法を提供する。これまでのWLAN導入には、専門的なネットワークプランニングと高度な技術を持つO&Mエンジニアが必要である。SmartRadio技術を搭載したファーウェイのWLAN APは、インテリジェントなDynamic Frequency Assignment(DFA)、インテリジェントなローミングとロードバランシング、インテリジェントなEnhanced Distributed Channel Access(EDCA)などの最適化アルゴリズムを含む、大幅に簡便なアプローチを提供する。これらの機能により、WLANネットワークは自動的に調整され、最適化される。この最適化は通常、ネットワーク全体の容量を30%以上向上させ、各ユーザーのオーディオ・ビデオ体験を大幅に向上させる。

*AIを搭載したインテリジェントなO&MエンジンのCampusInsight。このアップグレードされたCampusInsightはAI技術をキャンパスネットワークO&Mに組み込み、有線および無線のネットワーク障害の根本原因を分析する。CampusInsightは、SmartPersonaテクノロジーを使用して、品質の低いユーザーの根本的原因をプロアクティブに予測し、プロアクティブに最適化を実行し、ネットワーク障害の修復を数時間から数分間に短縮する。

*AI搭載の未知の脅威および暗号化トラフィック検知・防御のためのEncrypted Communication Analytics(ECA)。このシステムは、スイッチのセキュリティー検査を使用して、暗号化されたトラフィックの機能をキャプチャーする。ファーウェイのCISは、大量の悪意ある暗号化されたトラフィックを訓練されたクラウドベースのAIモデルを使用し、99%超の検出率と0.01%未満の誤報告率で悪質な暗号化トラフィックを識別する。脅威除去に要する時間は数日から数分に短縮される。

ファーウェイはまた、一連のIntent-Driven Network(IDN)対応の新たなキャンパススイッチをリリースする。これは端末のアクセス容量を大幅に増やし、ソフトウエアのアップグレードによりIntent-Driven CloudCampusの高度な機能をサポートすることができる。

ファーウェイのSwitch & Enterprise Gateway Product Lineのプレジデントであるツォン・カイシェン氏は「将来、各エンタープライズのデジタル化プロセスは、ネットワークアクセスレイヤーに劇的な変化をもたらすだろう。ここ数年、われわれはインテリジェント、無線、クラウドベースのキャンパスネットワークのイノベーション向け投資を重視してきている。ファーウェイのIntent-Driven CloudCampusソリューションはエンタープライズのデジタルサービス向けの『肥沃な環境』とプラットフォームを構築することによりこれらの変革をサポートしている」とコメントした。

ソース:Huawei

ソース: Huawei