【ハノーバー(ドイツ)2018年6月15日PR Newswire=共同通信JBN】
CEBIT 2018で、ファーウェイ(Huawei、華為技術)はMicrosoft Azure Stack向けのハイブリッド・クラウドソリューションを公開した。
ファーウェイのITサーバー製品ライン担当プレジデントであるチョウ・ロン氏は「エンタープライズ・デジタルトランスフォーメーションは深化の度合いを拡大し、多くの業界に関与している。サービス・ワークロードは大幅に多様化し、これまで以上に速い変化を伴っている。これらの要因によって、より高いコンピューティング効率とアジリティーがコンピューティング業界イノベーションの新しいけん引役を担うことになった。ファーウェイが今回公開したMicrosoft Azure Stack向けのハイブリッド・クラウドソリューションは、プライベートおよびパブリック・クラウド・アーキテクチャーにおける相違によって生じる問題を解決し、パブリックおよびプライベート・クラウド間のコンピューティング効率とアジリティーを大幅に向上させる。ファーウェイは今後も業界パートナーと協力してハイブリッド・クラウド効率およびアジリティーを一貫して向上させ、われわれの顧客がIoT、ビッグデータ、人工知能などのさまざまなワークロードに対処するためのコンピューティングおよび規制要件を満たすことを支援できる革新的なソリューションを顧客に提供していく。われわれは協力して、顧客がデジタルトランスフォーメーションを加速できることを支援する」と語った。
Microsoft Azure Stack向けのファーウェイのハイブリッド・クラウドソリューションはAzureパブリック・クラウドと同じアプリケーションモデル、セルフサービス・ポータル、APIを提供する。Azureが誇る豊富なリソースおよび革新的サービスをオンプレミス展開できることで、このソリューションはローカルAzure StackとAzureとの一貫性を保証する。これはデータ主権、レイテンシー、コネクティビティーから生じる顧客の課題対処に役立ち、一般的にはデジタルトランスフォーメーション・プロジェクトに有用である。このソリューションはファーウェイの堅ろうなFusionServer V5サーバーおよびCloudEngineスイッチに基づく安定したハードウエア・プラットフォームを提供する。インテル(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーによって駆動されるFusionServerは、最大16のデータドライブをサポートする。ファーウェイの高性能NVMe SSDは特大の容量を提供する。これらの機能はFusionServerがシステム全体の性能向上を可能にする。
CloudEngineはシンプルなO&Mのために、より少ないコネクター、ケーブル、ポートによる低レイテンシー、ヒットレス、ワンコネクション展開を提供する。このソリューションは、サーバーおよびスイッチの効率に優れた統合管理のためにファーウェイのeSightも搭載している。ファーウェイのFDMシステムはCPU、メモリー、PCIeカードの不良をインテリジェントかつ自動的に診断、分析し、より効率的なO&Mのための対処方法を提供する。
Microsoft Azure Stack向けのハイブリッド・クラウドソリューションは業界の門戸を開く準備が整っている。顧客は業界大手から集合知を獲得することができる。マイクロソフトのソフトウエアは顧客のハイブリッド・クラウド・ポリシーを強化するため、顧客はデータ主権とコンプライアンス・ポリシーを順守しながら、クラウド・テクノロジーの柔軟性を獲得できる。ファーウェイの性能およびコンピューティング管理における実績は、企業をよりアジャイルかつ効率的にする。
Microsoft Azure Stack向けのファーウェイのハイブリッド・クラウドソリューションはデジタルトランスフォーメーションを加速することができる。詳細はウェブサイトhttp://bit.ly/2JBR2si を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180613/2162381-1
ソース:Huawei