【シドニー2018年5月29日PR Newswire=共同通信JBN】世界最大の光、音楽、アイデアの祭典、ビビッド・シドニーの10周年で25日夜、照明にスイッチが入り、シドニーは息をのむ極彩色に包まれた。オーストラリア最大のイベントは2018年5月25日から6月16日までの23日間、この都市を照明と刺激的な音楽、創造的思考のカラフルな展示場に転換する。
ビビッド・シドニーの画像ギャラリーはhttps://www.vividsydney.com/media-centre を参照。
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祭典開始を告げる「ライト・オン」の瞬間、世界的に有名なシドニー・オペラハウスのセイル照明が注目された。今年は、受賞歴のあるオーストラリアのアーティスト、ジョナザン・ザワダ氏が制作した発展、分解、変容する日用品と自然標本の幻想的なデジタル彫刻である。
今年は毎晩、バランガルー、チャッツウッド、サーキュラーキー、ロックス、ダーリングハーバー、キングズクロス、シドニー王立植物園、タロンガ動物園、そして初めてのルナパークのシドニー9地区で照明が明るく輝く。
ニューサウスウエールズ州(NSW)のグラディス・ベレジクリアン首相は「シドニーが色彩と動きの素晴らしいシンフォニーにライトアップされるのを見るといつも感動する。これから23日間の昼も夜もビビッド・シドニー10周年を楽しむために来るビジターを刺激して喜ばせるあらゆる瞬間が待ちきれない」と語った。
NSWのアダム・マーシャル観光主要行事相は、ビビッド・シドニーがシドニーだけでなく、州全体を紹介する機会であると語った。
マーシャル氏は「ビビッド・シドニーは魅惑的な光、音楽、アイデアの祭典にとどまらない。われわれの経済を駆動し、数十万人の宿泊客を州に引き付ける」と述べた。
また「昨年、約3万8000人のビジターがNSW滞在を延長し、シドニー以遠に旅行することを選択した。累計9万4000泊以上になり、州経済に1600万ドル以上をもたらした」と述べた。
さらに「NSW政府は、NSWをオーストラリアの観光とイベントの首都にするべく努力しており、ビビッド・シドニーはわれわれのグローバル都市を世界に示し、創造性、文化、イノベーションの拠点としてのシドニーの地位を強固にしている」と続けた。
ビビッド・シドニーのクリエーティブディレクター、イグナティウス・ジョーンズ氏は「ビビッド・シドニーはアートと技術の出会いが全てであり、それに小さなマジックを加えてビジターをもてなしている。今年は内外アーティストの創造的ビジョンが大規模でインタラクティブなインスタレーション、プロジェクションとして生命を吹き込まれ、シドニー・オペラハウスやシドニー・ハーバーブリッジからシドニー王立植物園、ダーリングハーバーの自然キャンバスまで、アイコニックなビル、ランドマーク、景観を変容させる。われわれのカラフルな創造性とコミュニティーの祝祭に加わるよう皆さんを招待したい」と付け加えた。
ビビッド・シドニーの光、音楽、アイデアの祭典は、この種としては世界最大で、オーストラリア最大のイベントである。今年のイベントの主なプログラムは以下の通り。
▽ビビッド・ライト
毎晩午後6時(チャッツウッドとタロンガ動物園は午後5時30分)に「ライト・オン」され、シドニーの建築とオープンスペースが魅力的なアート・プロジェクションとインタラクティブ・インスタレーションのキャンバスになる。見過ごせないハイライトは:
*著名なオーストラリアのアーティスト、ジョナザン・ザワダ氏がシドニー・オペラハウスのセイルを「メタマセマジカル(Metamathemagical)」に転換する。オーストラリアの環境にヒントを得たイメージを使った動的なデジタルのシリーズである。
*ビビッド・シドニーは今回初めてルナパーク地区を加え、大掛かりな光のショーであるコニーアイランドの「楽しい気分(Spirit of Fun)」と大観覧車が輝くシドニーハーバーの最高級、最前列の観覧席をビジターに提供する。
*メイ・ギブス氏の愛すべきキャラクター「スナグルポットとカドルパイ」がカスタムハウスの正面に登場し、オーストアリアのブッシュを抜ける楽しい冒険で発刊100周年を祝賀する。
*バランガローでは、身長6メートルの巨大な発光生物がウオーターフロントに沿って歩き、光と音の演劇的展示「境界の時間(The Liminal Hour)」がビジターと交流する。
*タロンガ動物園では、「ライト・フォー・ワイルド(Lights for the Wild)」が改良されて返り咲き、ジャングル、ブッシュ、海洋環境を通る冒険が待っている。体長20メートルのポートジャクソンネコザメ「PJ」や巨大な9メートルのオオトカゲ、ウィーディーシードラゴン、セアカゴケグモが祭典の人気者の仲間に入る。
▽ビビッド・ミュージック
ビビッド・ミュージックのプログラムは脈打つサウンドトラックを祭典に提供し、世界最高級の内外現代アーティストたちが市内各地のステージで公演する。見過ごせないハイライトは:
*オーストラリアのフューチャー・ソウル・グループ、ハイエイタス・カイヨーテが2018年5月26日、シティー・リサイタルホールでジャズ、ソウル、ファンク、ヒップホップ、エレクトロニカの独特なミックスを披露し、ドレイクやケンドリック・ラマー、チャンス・ザ・ラッパーが見習った理由を見せる。
*若いオーストラリアの歌うセンセーション、ルエルがシドニーのアイコニックなメトロシアターで舞台に立ち、初の単独トップ公演を行う。
*エンモアシアターに6月7日、仮装舞踏会ロックショー「ハートのときめき(Young Hearts Run Free)」が登場し、バズ・ラーマンの「ロミオ+ジュリエット」のサウンドトラックが復活する。
*米テレビドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のビッグ・ブー役、リア・デラリアはシティー・リサイタルホールで6月9日、ビビッド・ジャズ・シリーズの一部であるミュージカルコメディー、ジャズショーで鋭いウィットと色気のある歌声を披露する。
*ビビッド・ライブがまたもや野心的で革新的な現代音楽をたたえてシドニー・オペラハウスを占拠する。世界遺産に登録された舞台は5月29、30の両日、ソランジュやアイスキューブの国際的アイコン、また、元シルヴァーチェアーのリーダー、ダニエル・ジョーンズとエンパイア・オブ・ザ・サンのルーク・スティールによる待望のエレクトロポップ・コラボのDREAMSを迎える。6月11-13日にはカリフォルニア・ドリームのポップカルト・デュオ、マジー・スターがトレードマークのサイケ調ギターと魅力的なボーカルでオーストラリア初演を飾り、ビビッド・ライブは幕を閉じる。
▽ビビッド・アイデア
オーストラリアで最も示唆に富む会話は、技術、科学、アート、デザイン、文化の先駆者が集まり、フォーラムとワークショップを通じて新しいアイデアを探り、斬新な思考を啓発するアジェンダをめぐるものである。今年のプログラムではジェームズ・キャメロン氏が主役を務め、満員の観衆を前に講演する。見過ごせないハイライトは:
*未来学者でゲーム開発者のジェイン・マクゴニガル氏と人工知能(AI)専門家のクリティ・シャルマ氏は6月3日、チームを組んで最新のAI、仮想現実(VR)、ゲームについて掘り下げ、われわれが技術によってどのような社会を生み出すのかを討議する。
*Mambo Clothing、Phantom Records、Deus Ex Machinaを創業したオーストラリアの世界的成功者デア・ジェニングス氏は5月27日、放送人のジェームス・バレンタイン氏とともに、ルールブックを投げ捨ててカルトブランドを創設する喜びについて討議する。
*NASAジェット推進研究所(JPL)のビジュアル戦略家でMuseum of Awe共同創設者のダン・グッズ氏は6月3日、博物館や宇宙空間で自分の仕事が見せたアートと科学の相互作用を探求する。
*先駆的な環境活動家でサーフィンとスケートボードのアイコンでもあるペギー・オキ氏と海洋生物学者でモデルのローラ・ウエルズ氏は6月6日、プラスチックとの戦いにおける海洋保護、情熱を行動に転換することによって変化の主体になる方法について語る。
*デジタル人間と共存するときにわれわれの生活はどうなるのか?専門家パネルが6月16日、舞台上でコンピューター生成のデジタル人間に加わり「ママ、私アバターと結婚できる?(Mummy, can I Marry my Avatar?)」と題して、デジタル人造人間と過ごす生活の倫理的、社会的意味を調査する。
ビビッド・シドニーは現在、公式に「ライト・オン」されており、今後23の日夜繰り広げられる全てを体験しに来てほしい。
祭典の詳細、プログラム情報はwww.vividsydney.com を参照。IOSまたはAndroidのモバイルアプリでダウンロード可能。アプリにはキングズクロスのフィッツロイ庭園にある秘密アートギャラリーへのアクセスなど新たな拡張現実(AR)機能・体験が備えられている。
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▽ビビッド・シドニー(Vivid Sydney)について
ビビッド・シドニーは世界最大の光、音楽、アイデアの祭典で、今やオーストラリア最大のイベントになった。5月25日から6月16日までの23日間、シドニーにスポットライトを当て、光、創造性、最新の音楽、興味をそそる会話、新アイデア交換の拠点としての地位を固める。この祭典は、ニューサウスウエールズ州政府の観光と主要イベントのエージェンシーであるデスティネーションNSWが所有、管理、制作する。ビビッド・シドニーは2017年、新記録の233万人が入場し、州経済に1億4300万ドルものビジター支出をもたらした。詳しい情報は www.vividsydney.com を参照。