【ハノーバー(ドイツ)2018年4月24日PR Newswire】ファーウェイ(Huawei)とGroupe PSAは24日、グループのコネクテッドカー全車をカバーする提携(2017年11月発表)から生まれた最初のコネクテッドカー、DS 7 CROSSBACKを披露した。Hannover Messe 2018(ハノーバーメッセ2018)期間中、ファーウェイの展示ブースで欧州デビューを果たしたDS 7 CrossbackはGroupe PSAのConnected Vehicle Modular Platform(CVMP)を使った初めての車両で、ファーウェイのOceanConnect IoTプラットフォームとファーウェイがサポートするクラウドサービスを搭載しており、新しいコネクテッドサービスを顧客に提供する。
Groupe PSAはファーウェイのOceanConnect IoTプラットフォームを使ってグループのコネクテッドカー用Connected Vehicle Modular Platform(CVMP)を開発し、ファーウェイがサポートするクラウドサービスを通じて世界展開している。中国で今月発売されたDS 7 CROSSBACKは、CVMPの恩恵を受けた最初の車両である。顧客はコネクテッドナビゲーション、自然言語の音声認識、車内ダッシュボードスクリーン上のコネクテッドサービス・ポータルなどの新サービスを利用できる。車両の整備状況、走行歴、運転スタイルも顧客のスマートフォンからアクセスできる。
個人の顧客と車両運行管理者向けの新サービスは、定期的にこれらの機能に追加される。インフォテインメントサービス、リモート・ソフトウエアアップデート、ナビゲーションマッピング、個人支援、リモート車両診断、メンテナンス機能、また、レンタカー企業、車両運行管理者、カーシェアリング事業者に便利なサービスなどである。
ファーウェイのOceanConnect IoTプラットフォームは、ファーウェイのコネクテッドカー・ソリューション(Connected Car Solution)を実証している。このソリューションはコネクテッドカー、スマートホーム、スマートシティーの開発に役立ち、日常生活を手助けするよう設計された一連のサービスをユーザーが利用できるようにしている。車両とクラウドのデジタル交信は全てセキュアで、顧客と車両のデータは暗号化され、その完全性、信頼性、気密性は保証されている。
ファーウェイはオープンで柔軟性のあるコネクテッドカー基盤プラットフォーム開発にコミットしており、それは車両のライフサイクル管理を拡充して、物理的な車両資産をセキュアで信頼できる効率的な方法でクラウドと接続し、ドライバーと事業者向けの新たなデジタル機能を可能にする。ファーウェイがサポートするクラウドサービスは、Groupe PSAがコネクテッドカーを販売している全地区の全車種に利用される。
Groupe PSAのジャン・ラフルール上級副社長(コネクテッドカー&サービス構築戦略担当)は「車両をインターネット・オブ・シングス(IoT)に接続する新プラットフォームを展開することによって、Groupe PSAはサービスの提供を強化し、顧客全員がモビリティーを容易に実現できるようにする。革新力で名高いファーウェイとともに本日、CVMPが生み出す新体験を顧客に提供するわれわれのパートナーシップ最初の具体的成果を見せることができてうれしく思う。DS 7 CROSSBACKはこの共同事業で恩恵を受ける最初の車両であり、最終的にはグループの全車両に適用される」と語った。
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループ(Huawei Enterprise Business Group)の自動車事業部門責任者、レオン・ヘ氏は「自動車メーカーのデジタル・トランスフォーメーション成功のカギは、デジタルクラウド・プラットフォームの構築にある。そのプラットフォームに基づいて、自動車メーカー、エコシステム・デベロッパー、業界のアプリケーションパートナーが集まり、世界各国で車両製品・サービスを共同販売して、カーオーナーとユーザーに個人化された旅行サービスを提供する」と語った。
Hannover Messe 2018は4月23日から27日まで、ドイツのハノーバー国際見本市会場で開催中。ファーウェイのブースはホール6のD18にある。HANNOVER MESSE 2018に展示されているファーウェイの製品、ソリューションに関する詳しい情報はhttp://e.huawei.com/topic/hannovemesse2018-en/index.html を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180423/2112174-1
ソース:Huawei