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ファーウェイがPassenger Terminal EXPOで未来志向のスマート空港ICTソリューションを公開

Huawei
2018-03-22 17:30 1970

【ストックホルム(スウェーデン)2018年3月22日PR Newswire=共同通信JBN】

*安全かつ効率的な空港運用およびパーソナライズされた乗客体験へのサポートの可視化が見どころ

ファーウェイ(Huawei、華為技術)は3月20日から22日までPassenger Terminal EXPO 2018で、「Leading New ICT, The Road to Digital Aviation(最新のICTをリードするデジタル航空への道)」をテーマにした同社の総合的スマート空港ICTソリューションを展示している。この展示会は航空業界で最も傑出したイベントの1つで、世界の航空エコシステムを代表する7000人以上の代表と225の展示者が集まり、最新情報とイノベーションについて意見交換する。

ファーウェイはTravelSky、Brilliant Technologies、Terra Vision、Huadong Electronic Information & Technology、Crystoneなどのパートナーと協力し、効率的空港運営の可視化、空港安全の可視化、乗客サービス・パーソナライズを実現する業界トップのSmart Airport ICTソリューションの全スイートを展示する。ファーウェイのソリューションは運営効率と安全性を向上させるとともに、乗客体験を最適化することによって航空業界が未来志向のスマート空港を構築することを可能にする。

ファーウェイはこのEXPOの期間中、国際航空運送協会(IATA)との戦略的提携を発表する調印式も開く。この戦略的提携を通じて、ファーウェイは同社の最新ICTソリューションと専門技術を活用し、航空業界のデジタル変革を加速するIATAの取り組みをサポートする。

ファーウェイはハマド国際空港でのOceanStor 9000ストレージソリューションの展開に成功したことも発表し、中東をリードする空港の1つが向こう5年間に必要な大容量ストレージ要件に対処することを支援する。

ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループの輸送セクター担当プレジデントであるユアン・シーリン氏はHuawei Global Aviation Summit 2018で「スマート空港という概念は、空港がデジタルおよび可視化されたフライトサービス、乗客サービス、空港運営を実現する革新的なICTを採用することに伴い、世界で現実化している。クラウド、インターネット・オブ・シングス(IoT)、人工知能(AI)などの最新ICTに基づくファーウェイのソリューションは、クラウド-パイプ-デバイス・コラボレーションを特徴とし、航空関係顧客が未来志向のスマート空港を構築するのに役立つワンストップの革新的なICTインフラストラクチャー・プラットフォームを提供する。われわれは、安全の保証、空港運営効率、サービス品質の面で顧客に大きなメリットを提供し、世界中の乗客にクラス最高の旅行体験を提供することを目標にしている」と語った。

ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループの輸送セクター担当プレジデントであるユアン・シーリン氏がHuawei Global Aviation Summit 2018で講演
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループの輸送セクター担当プレジデントであるユアン・シーリン氏がHuawei Global Aviation Summit 2018で講演

▽ファーウェイのSmart Airport ソリューションは安全性、効率、サービスを向上させ、旅行体験を最適化する

Passenger Terminal EXPO 2018のファーウェイのブースには、ターミナルビルディングの安全性・セキュリティー、エプロン運用、乗客体験を含むすべての空港シナリオが展示されている。このシナリオは、フライト・フローから乗客フローまでの空港全体にわたるファーウェイのSmart Airport ICTソリューションの能力を浮き彫りにしている。

空港運営の安全性:Huawei Smart Airport Visualized Safety Solutionは、アジャイルなパッシブ・オプティカル・ネットワーク(PON)を使ったブロードバンド・ビデオ・バックホールを通じて接続される4Kインテリジェント・カメラを提供する。このバックエンド・ビデオ・クラウドプラットフォームはビデオ監視のイメージおよびビデオに加え、ファーウェイのパートナーが開発したインテリジェント・ビデオ分析アプリケーションをホストできるスケーラビリティーを提供する。このソリューションはインテリジェント・パノラマビデオ監視テクノロジーを使い、飛行場、ターミナルビルディング、パブリックエリアの安全管理を可視化する。顔認識テクノロジーを搭載したカメラは、ターミナルビルディングの安全な運用を確保し、独自のバイオメトリック・トークンを活用して乗客をターミナル全域で識別することを可能にする。このソリューションはスムーズかつ簡略化されたプロセスを提供し、空港および乗客体験の全体的な安全性を大幅に強化する。

空港運用の効率化:Huawei Smart Airport Visualized Operations Solutionは、IoTベースのナローバンドデータを含む音声、ビデオ、データの送信向けにeLTE無線ネットワークを搭載している。ファーウェイのIntegrated Communications Platform(ICP)に基づくこのソリューションは、eLTEブロードバンド通信、ビデオカンファレンス、IPテレフォニーなど多様な通信への統合アクセスを提供する。これは、運用上の効率を向上させ、タスクのリアルタイムな割り当ておよび報告を可能にすることによってグランドハンドリングを変革する。

ファーウェイの空港eLTEソリューションは中国の重慶江北国際空港に展開されてデジタル・グランドハンドリング・サービスを実現し、地上要員の生産性を大幅に向上させた。さらに、ファーウェイはパートナーのCrystoneとOviphoneとともに、IoTおよびビッグデータ分析を搭載する空港クラウドプラットフォームも提供している。このプラットフォームはエプロンナビゲーションライト、エンジン付きおよびエンジンなし車両の発見・追跡、空港ターミナル環境の監視において空港職員を支援し、空港の施設管理の効率を向上させた。

究極のサービス体験:ファーウェイは7Gなどのパートナーと協力して、信頼性がありアジャイルな空港キャンパス・ネットワークを提供している。Wi-Fi、ビデオ監視、ビッグデータ分析によるLocation-Based Services(LBS)を活用して、ファーウェイは乗客向けにターミナルビルディングでのセルフサービス、屋内ナビゲーション、商用プロモーションを可能にすることによって乗客体験を最適化している。

ファーウェイは航空業界の顧客に優先されるデジタル変革パートナーになることにコミットしている。民間航空業界での20年の体験を有するファーウェイは、年間3000万人を超える乗客が訪れる15以上の国際空港を含め50以上の空港、航空会社、交通管制当局にICT製品、ソリューション、サービスを提供してきた。例えば、ファーウェイとドバイ空港はこのほど、ドバイ国際空港に世界初のTier III認定モジュラー型データセンター・コンプレックス(MDCC)の建設を完了し、同空港の急速な拡大と複雑な運用をサポートしている。

Passenger Terminal EXPO 2018のファーウェイのブースはStockholmsmassan Hall Aのスタンド1810にある。

さらに詳しい情報は http://e.huawei.com/topic/2018passenger-terminal/ を参照。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180321/2085648-1-a

ソース:Huawei

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