【深セン（中国）2018年3月5日PR Newswire＝共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズ、コンシューマー技術ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation（0763.HK / 000063.SZ）は28日、バルセロナで開催のMobile World Congress 2018で2/3/4/5Gを完全統合したCommon Coreソリューションを発表した。
3GPP R15サービスベースのアーキテクチャー（SBA）に基づき、ネットワーク機能（NF）とネットワークサービス（NS）のレイヤーにおけるFMC（fixed-mobile convergence）を含むすべてのアクセスモードを統合する。
ZTE Common Coreは3GPP規格で定義されたネットワーク機能サービスとパブリックネットワーク機能サービスから成っている。すべてのサービスは自己完結、再利用可能、自己管理の要求に対応する。ZTE Common CoreはHTTP/2+JSONインターフェースを通してサービスを提供する。分散型メディアプレーンは柔軟な展開と高性能フォワーディングをサポートするとともに、スタンダードCUPS（PFCP）インターフェース・プロトコルを通してコントロールプレーンと相互に作用する。
クラウドネイティブ概念に基づくZTE Common Coreはオープン・マイクロサービス・コンポーネント、キャリアグレードのビジュアルDevOpsツール、軽量コンテナー技術を使用してネットワークスライスとオンデマンド・オーケストレーション、迅速な展開、柔軟な弾力性と高い信頼性を持つネットワーク機能を備える。完全仮想化を基にして下層クラウドプラットフォームのデカプリングとソフトウエア/ハードウエアのデカプリングを達成し、ソフトウエアとハードウエアのアクセラレーション技術を活用して5Gアプリケーション・シナリオにおける高速、低レイテンシー、高い信頼性などの要件を満たす。
IMT-2020（5G）技術研究開発の5G 中核テストのフェーズ1とフェーズ2、そして世界有数の多国籍オペレーターとの5Gテストで、ZTEのコアネットワークはすべての総合テスト、同社のサービスベース・アーキテクチャー、ネットワークスライシング、5Gサービスプロセス、エッジコンピューティング、その他の重要技術の検証に合格し、IMT-2020（5G）Promotion Groupから高く評価された。
アップグレードした4G EPCによる5Gアクセスの提供と比べ、2/3/4/5G完全統合のCommon Coreソリューションは3GPP規格のSBAを採用してユーザーによりよいエンドツーエンドのサービス体験を提供し、オペレーターにはより洗練されたQoS（Smart Quality of Service）コントロール、より柔軟な展開、および規格化されたサービスを提供してサービスのイノベーションを迅速に促進する。さらに、Common Coreソリューションによってオペレーターは無線とコアネットワークの度重なるアップグレードを回避でき、オペレーターのTCO（総所有コスト）を大きく削減する。
統合コミュニケーション・ソリューションの世界有数のプロバイダーとして、ZTEは「5Gイノベーションを主導する」戦略を忠実に実行し、世界中の顧客に高品質のサービスを提供することにコミットしている。完全統合したCommon Coreソリューションの発表は、5Gコアネットワークの産業化への基盤構築に向けたZTEの確かな第一歩であり、5Gコアネットワークの商用化および進化のための基礎を築くものである。
▽ZTEについて
ZTEは消費者、キャリア、企業、公共セクター顧客向けの高度な通信システム、モバイルデバイス、エンタープライズ・テクノロジー・ソリューションのプロバイダーである。ZTEの戦略の一環として、顧客に統合されたエンドツーエンド・イノベーションを提供し、通信および情報技術セクターが融合する際にエクセレンスとバリューを提供することにコミットしている。香港証券取引所と深セン証券取引所（H株銘柄コード: 0763.HK / A株銘柄コード: 000063.SZ）に上場されるZTEの製品およびサービスは160カ国以上の500を超えるオペレーターに販売されている。ZTEは年間売上の10%を研究開発に投資することにコミットし、国際標準規格の設定でリーダー的役割を果たしてきた。ZTEは企業の社会責任にコミットし、国連グローバル・コンパクトのメンバーである。より詳細は www.zte.com.cnを参照。
▽メディア問い合わせ先
Margaret Ma
ZTE Corporation
Tel: +86 755 26775189
Email: ma.gaili@zte.com.cn
