【上海2018年2月13日PR Newswire】銀聯国際(UnionPay International)は11日、2017年のUnionPay(銀聯)カードの中国本土外における発行数は約2,000万枚増加し、中国本土外で発行されたUnionPay(銀聯)カードの累計発行枚数が9,000万に上る勢いであると発表した。これらUnionPay(銀聯)カードの取引額は前年比40%増となり、中国本土での取引額は過去数年連続で増加している。
最新のデータによれば、中国は世界第4のインバウンド市場となり、2017年にはおよそ1億4千万人の観光客が訪れている。中国への観光客数が増加する一方、「一帯一路」沿線の国と地域からの観光客数はさらに速いペースで増えている。UnionPay(銀聯)は、中国と世界の人的交流を支援するために、中国本土外でのカード発行数を拡大しカード利用のサービスおよび特典を強化している。
2017年末までに海外48の国と地域で約9,000万枚のUnionPay(銀聯)カードが発行され、そのうち2,500万枚以上が「一帯一路」市場で発行された。UnionPay(銀聯)はラオス、モンゴルおよびミャンマーでのカード発行においてナンバー1の銀行カードブランドになった。410万枚以上のUnionPay(銀聯)カードがパキスタンで発行され、ロシアの10を超す現地の銀行が130万枚のUnionPay(銀聯)カードを発行している。
UnionPay(銀聯)カードは現在、観光客が中国を訪問する際の主要な決済手段となっている。とりわけ「一帯一路」沿線の国・地域からのUnionPay(銀聯)カードホルダーは中国本土でUnionPay(銀聯)を好んで利用している。2017年にはパキスタンで発行されたUnionPay(銀聯)カードの中国本土における取引額は2倍超に増加し、タジキスタンおよびカザフスタンで発行されたUnionPay(銀聯)の取引額は約50%増加した。
海外からのUnionPay(銀聯)カードホルダーは、中国本土の業者により多くのビジネスチャンスをもたらした。2017年、海外のUnionPay(銀聯)カードホルダーのカード利用は中国31の省、市および自治区に広がり、買い物以外にも、娯楽、飲食、宿泊に多く支出している。
中国本土外でのUnionPay(銀聯)事業の現地化により、UnionPay(銀聯)ネットワークの国際化の特徴はより顕著になっている。昨年9月以来、中国本土外において、中国本土外で発行されたUnionPay(銀聯)カードの取引額が中国本土で発行されたUnionPay(銀聯)カードの取引額を上回っている。
香港、マカオ、パキスタン、東南アジアおよび中央アジアで発行されたUnionPay(銀聯)カードの取引の90%以上が現地で行われており、これらの市場の居住者にとってUnionPay(銀聯)が日常生活において主要な決済手段となったことを意味している。さらに、中国本土外発行のカードの海外利用も盛んでタイ、パキスタンおよびカザフスタンで発行されたUnionPay(銀聯)カードの2017年のクロスボーダー取引額は倍増となり、中国本土外で発行されたUnionPay(銀聯)カードの欧米での取引額は20%超増加した。
(日本語リリース:クライアント提供)