【北京2018年2月7日PR Newswire=共同通信JBN】WPPは6日、Googleの協力を得て「BrandZ Top 50 Chinese Global Brand Builders(BrandZ中国世界トップ50ブランド)」報告を発表した。報告は海外におけるブランド力に基づいて9部門、50の中国ブランドを格付けしており、グローバルブランド構築のための見識と助言を提供している。ハイセンス(Hisense)は9位にランクされ、「fastest growing electronics and home appliance brand(最速成長エレクトロニクス・家電ブランド)」のタイトルを手にした。報告は、国際市場の消費者にインパクトを与えている中国ブランドを精査し、中国企業が世界規模のブランド構築に成功する方法について、示唆に富んだ見識の数々を提供する。WPPがGoogleと協力して7カ国、39万5000人以上の消費者のデータをまとめた調査のBrand Ranking(ブランド格付け)を発表するのは2回目である。BrandZ(TM)は53カ国の12万ブランドを対象にする世界最大のブランド資産データベースで、世界で最も権威のあるブランド価値評価法である。
「BrandZ Top 10 Chinese Global Brand Builders(BrandZ中国世界トップ10ブランド)」に入ったことは、ハイセンスのブランド力とグローバル戦略の成果である。ハイセンスは現在まで、欧州、米州、アフリカ、中東、オーストラリア、東南アジアの海外企業18社を所有し、世界に自社サプライチェーンを確保する海外生産ベース3カ所、R&Dの12組織を展開している。China International Publishing Group(中国国際出版集団)が発表した「China National Image Global Survey(中国国家イメージ世界調査)」で、ハイセンスは2年連続で「Top Ten most familiar Chinese brands to overseas citizens(海外市民に最も知られた中国ブランド・トップ10)」にランクインした。成長の一部は、中国のエレクトロニクス・家電ビジネスが世界進出を図る急速なペースのおかげであり、また、ハイセンスのグローバル市場における自社ブランド認知度構築と持続性へのこだわりの結果である。
ハイセンスグループ(Hisense Group)は2017年、総売上高を10.7%、海外売上高を21.3%伸ばした。ハイセンス・インターナショナル(Hisense International)のブランド売上高は前年比で19.6%増加した。一方、税関統計によると、ハイセンスのエアコンとテレビの輸出高は28.3% 、34.4%それぞれ伸びた。国際需要に大きな変化がない中でハイセンスはなお急成長を続けているが、それはブランド効果の結果である。
「一帯一路」構想は3年以上経過した。ハイセンスの高級製品は海外発展で主要な役割を担っている。自社開発のULED技術、海外運用システム、優れた製品性能、傑出した現地サプライチェーンは、ハイセンスの効果的でタイムリーな市場フィードバックを保証している。2018 FIFA ワールドカップ(TM)が迫っている。ハイセンスは単なるグローバルブランドではなく、価値の高い革新的グローバルブランドの構築に向けて前進し、スポーツマーケティングにおける成長とグローバル戦略を推進する。ハイセンスはエレクトロニクス・家電ブランド業界の最前線に立ち、その新技術追求は企業の成長を促進し、急ペースの世界的ブランド認知を推進する。