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「Mobile QuickPass」アプリのユーザー、導入初月で取扱いが急増

UnionPay International
2018-01-16 19:22 1685

【上海2018年1月16日PR Newswire】2017年12月11日の導入以来、中国の銀行業界の統一モバイルアプリ「Mobile QuickPass」が人気だ。多くの機能で操作性が向上し、提携銀行が増えるにつれて、「Mobile QuickPass」の利用者数は前身の「UnionPay(銀聯)Wallet」アプリに比べて約67%増加した。実際の利用者は1日平均約150.8%、アプリの取扱高は1日平均約179.3%伸びている。

アプリにさらに多くの機能が追加されたことによって、UnionPay(銀聯)のモバイル決済取引高を押し上げている。「Mobile QuickPass」はあらゆるタイプの銀行口座に対応し、QRコード、モバイルNFC(近距離無線通信)、お金の受取りと送金、また、リモートオンライン決済を含む多角的な決済機能を提供している。アプリ利用者が増えるにつれて、UnionPay(銀聯)モバイル決済の取引は着実に増加し、2017年6月に比べて、UnionPay(銀聯)QRコードの取引数は6倍となった。

ユーザーはアプリ経由でスマートフォンの非接触型決済を起動し、銀行9行が発行したデビットカードの残高や39行発行のクレジットカード明細を照会したり、銀行間におけるクレジットカード利用代金の支払いの実行、公共料金の支払いや国内外の優待情報のチェックなども可能になる。

実際、UnionPay(銀聯)モバイル決済はさまざまなオンライン、オフラインの決済分野に浸透している。交通を例にとると、中国では約10都市の地下鉄、360以上の都市のバスがUnionPay(銀聯)QuickPassおよびQRコード決済を受け入れている。UnionPay(銀聯)モバイル決済は高速鉄道、タクシー、シェアサイクル、駐車場、電気自動車の充電などでも利用可能である。広州の地下鉄のUnionPay(銀聯)QuickPass利用数は1日30万回に達し、杭州のバスの場合は60万回を超えている。「Mobile QuickPass」アプリは中国の大学51校の学生食堂約100店に受け入れられている。

UnionPay(銀聯)は中国本土以外でもQRコード決済を奨励しており、これまでにシンガポールのBreadTalk、Lady M、板長寿司、香港とマカオのColourmixでUnionPay(銀聯)のQRコード決済を利用できるようになった。シンガポールのAsiaMalls Group傘下のデパート6店もUnionPay(銀聯)QRコード決済の取り扱いを始める。近く、タイ、インドネシア、カンボジア、パキスタン、ケニア等のお店で大規模なUnionPay(銀聯)QRコード決済導入の見通しである。

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: UnionPay International