【上海2018年1月4日PR Newswire=共同通信JBN】UnionPay(銀聯)は1月2日、新年休暇中の取引データを公開した。2018年の新年休暇(2017年12月30日から2018年1月1日まで)期間中、UnionPay(銀聯)の総取引額は過去最高の7008億元に達し、2017年の新年休暇(2016年12月31日から2017年1月2日まで)から36.8%増加した。UnionPay QRコードの取引件数および額は、中国の銀行業界向けの統一アプリを開始したことに支えられ、昨年の端午節休暇(2017年5月28日から30日まで)に比べてそれぞれ11.6倍および19.8倍の伸びとなった。
買い物は依然として顧客支出の主要な部分であり、多くの商店が年末セールを実施したことから前年同期比41.9%増となった。全購買の83%がスーパーマーケット、雑貨総合小売店および家庭用品店で行われた。今年の新年休暇期間の中国国内の飲食料品店でのUnionPay(銀聯)カードの取引額は前年同期比70%増となった。
休暇期間には多くの人々が旅行するため、交通機関も主要な支出対象である。航空、鉄道および高速道路を含む公共交通機関の取引額は前年同期比43.6%の増加となった。給油による支出は、自分で運転し旅行する人が増えたことから前年同期比48.1%の伸びとなった。
中国の銀行業界向けの統一アプリであるMobile QuickPassの開始ならびにUnionPay(銀聯)による年末特別奉仕がUnionPay QRコードおよびUnionPay(銀聯)非接触QuickPassを含むUnionPay(銀聯)モバイル決済の使用を押し上げたことは注目に値する。UnionPay(銀聯)モバイル決済の取引件数および金額は昨年の端午節に比べそれぞれ3.5倍および2.5倍の伸びを示した。
加えて、中国人旅行者は海外旅行中にUnionPay(銀聯)カードで決済することに慣れてきた。新年休暇中、旅行者はより多くの旅行先でUnionPay(銀聯)カードを使用した。インド、スリランカ、カンボジア、ロシア、カザフスタンおよびチェコ共和国などの新しい旅行目的地は中国人旅行者の「新たなお気に入り」になり、飲食店、宿泊施設、娯楽、観光名所および旅行予約業者でのUnionPay(銀聯)カードの取引額は著しく増加した。
中国本土以外でのUnionPay(銀聯)モバイルQuickPass受け入れがますます拡大していることを追い風に、香港、マカオ、シンガポール、オーストラリアおよびマレーシアの商店でのUnionPay(銀聯)モバイル決済は顕著な伸びを示した。
ソース:UnionPay International