【広州(中国)2017年11月7日PR Newswire=共同通信JBN】第122回中国輸出入商品交易会(広州交易会、China Import and Export Fair(Canton Fair))は、消費財、ギフト、住宅装飾品を対象とした第2期の展示会で活発な取引を記録した。天津交易代表団が提供した統計によると、10月25日までの取引高は前年比60%増となった。また南京交易代表団によると、10月26日までの取引高は前回に比べ12.33%増となった。出展者は、ベンダーのデザイン品質とスマートマニュファクチャリングが、消費財、ギフト、住宅装飾品の分野でバイヤーが評価するベンダーの最も重要なコアコンピタンスだと報告している。
住宅装飾品業界リーダーのGraceful Arts Industrialのゼネラルマネジャーのガオ・シャオリン氏は、同社が1990年の創立以来、住宅装飾品の独自のスタイルの創出を強調してきたと指摘した。
ガオ氏は「初期の段階では、ほとんどの企業が主に製造に信頼を置いていたが、この2年間ではより多くの顧客が当社のデザイン力の強みを評価し、認識し始めている。広州交易会は、われわれが顧客とのつながりを得るための大きな機会を提供するとともに、当社の今後のデザインのための有益な情報を得る機会となる」と述べた。
ホリデーギフトメーカー大手Eagle Giftsの最高経営責任者(CEO)であるビクター・ジョウ氏は、同社は現在、ワンストップの完全なソリューションを世界中で提供する能力があり、そのハイライトはカスタマイズされたデザイン提案であると説明した。
ジョウ氏は「英国の大手リテイラーを含め、英国など欧州の多くの企業が当社のデザインプランを利用している。こうした企業はホリデーギフト製品に対する固有の要件が非常に厳しいが、当社はそのニーズに最初から販売の最終段階に至るまで対応することが可能だ」と語った。
浙江省交易代表団によると、家庭用品、台所用品、テーブルウェア製品を製造する企業の90%は、輸出が堅実または増大すると予測している。コスト上昇、為替変動、競争激化など輸出業者が依然直面する問題はあるものの、ますます多くの企業がその製品の付加価値的な要素を強調し始めており、彼らは顧客に単に製品を提供するだけでなく、データ、情報、パーソナライズされた管理をも提供する。
広州交易会外務局の副ディレクターゼネラルのマギー・プー氏は「アイデアは製品の魂であるとわれわれは考えている。広州交易会はすべての人にインスピレーションを共有するプラットフォームを提供しており、世界中の商人やバイヤーが最新のトレンドを踏まえながら最小限の時間と経済的コストでサプライヤーと交流するのを可能にしている。交易会はまたサプライヤーに開かれており、毎年交易会でより多くの出展者とバイヤーが古い友人と旧交を温め、新しい友人に会うことができるよう心から希望している」と語った。
▽広州交易会について
1957年以来、広州交易会としても知られる中国輸出入商品交易会(China Import and Export Fair)は、毎年2回広州で開催される。同交易会は最も豊富な製品、バイヤーの最も多様な選択、および、中国最高の取引高を持つ最大の展示会である。
詳細はhttp://www.cantonfair.org.cn/en/index.aspxを参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20171106/1984324-1
ソース:Canton Fair