【フランクフルト(ドイツ)2017年9月14日PR Newswire=共同通信JBN】
*Nexteerが高可用EPSを公表し、ステアバイワイヤを紹介
直観的な運動制御のグローバルリーダーであるNexteer Automotive(http://www.nexteer.com/ )は、レベル2-5の自動運転に先進的な安全・機能を可能にする2つのステアリング技術を導入し、自動運転ポートフォリオを引き続き拡充すると発表した。Nexteerの高可用電動パワーステアリング(EPS)と先進的なステアバイワイヤ(SbW)システムは、ドイツのフランクフルトで開催された第67回国際モーターショー(IAA)で披露された。
▽セーフティーネットは常時作動
Nexteerの最高技術責任者(CTO)、最高セキュリティー責任者(CSO)、グローバルエンジニアリング担当副社長を兼務するフランク・ルビシャー氏は「自動車業界が多様なレベルの自動化に進む中、当社EPSシステムの冗長性は飛行システムと同様に重要な安全・バックアップ機能を果たしている。Nexteerのステアリング・セーフティーネットは常時作動している」と語った。
Nexteerの高可用EPSは、回復力ある運用可用性をもたらすよう設計され、信頼性が高い一流部品を使用し、トルク、ポジションセンサー、電子制御ユニット、巻線モーター、さらに車両電源デュアルセット、通信コネクターの付加的冗長性によって、インテリジェントに最適化されている。
▽高可用EPSがSbW移行を支援
ルビシャー氏は「OEM各社は高可用EPSへの投資を続けており、ステアバイワイヤ(SbW)移行は費用効率がよくなっている。一方、当社の広範な高可用EPSポートフォリオで各種パッケージング環境をサポートする柔軟性を通じて、SbW移行の簡便化が可能になっている。OEMは現在、将来のSbW移行を想定して、当社の高可用EPSを利用すれば、多くの投資と車台の再設計を節約することができる」と述べた。
▽SbWは新たな安全推進と自動ステアリングのゲートウェイ
SbWは衝突防止、安全制御など先進的な安全機能に新たな可能性を開く。先進的な安全機能は、さらに高い安全水準を達成するため、ステアリングシステム単独かブレーキシステムと組み合わせて実装できる。ルビシャー氏はこの点について、NexteerとContinentalの合弁企業、CNXMotionがNexteerの先進ステアリングシステムとContinentalの先進ブレーキ技術を組み合わせて、自動運転の運転支援システム(ADAS)用のソリューションにすることも明らかにした。
▽NEXTEERについて
直観的な運動制御のリーダーであるNexteer Automotiveは、数十億ドル規模の世界的ステアリングおよび駆動システムに特化した企業で、電気・油圧ステアリングシステム、ステアリングコラム、駆動系製品および先進的な運転支援システム(ADAS)、自動運転技術をOEMメーカーに提供している。従業員は1万3000人以上おり、世界主要地域の顧客50社以上に製品を納入している。同社には米州、欧州、アジアで戦略的に展開している製造工場が25、地域エンジニアリングセンターが3、カスタマーサービス・センターが13ある。Nexteer Automotiveの顧客にはBMW、フィアット・クライスラー、フォード、GM、PSAグループ、トヨタ、フォルクスワーゲンのほかインド、中国の自動車メーカーが含まれる。www.nexteer.com
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20170913/1940821-1
ソース:Nexteer Automotive