【ニューヨーク2017年7月13日PR Newswire】
銀聯国際(UnionPay International)はこのほど上海で、同社の Summer Marketing Campaign(サマーキャンペーン)の実施を発表した。銀聯国際(UnionPay International)の蔡剣波最高経営責任者(CEO)および、銀行14行、旅行代理店、クルーズ船運営会社12社など国外の企業数社の幹部が記者会見を行った。
銀聯国際(UnionPay International)は2014年、「Global Top 60 Airports(世界のTOP60空港)」「30 Selected Travel Destinations(30の厳選された旅行先)」「30 Core Business Districts(30の主たる商業地域)」の3つの主要キャンペーンを打ち出した。その後、これらのキャンペーンの規模は毎年拡大し、今年は100の空港、60の旅行先、60の商業地域でのキャンペーンを開催している。銀聯国際(UnionPay International)は国際的なマーケティング・プラットフォームである優計画もリリースし、現在中国本土以外の12の国と地域の銀行23行、旅行代理店、航空会社に加え、2,000以上の店舗が導入している。
蔡剣波CEOは「我々は『国境を越えた優待サービスの提供』をテーマに掲げ、UnionPay(銀聯)が全ての関係者をつなぐプラットフォームとして機能し、各社と連携しより良い決済体験を提供していきます。また、金融機関および観光業界の各社と協力するだけでなく、当社のサービスを向上させるためにインターネット企業とも協力しています。」と語った。
▽旅行の全行程をカバーする大規模かつ魅力的な割引優待
サマーキャンペーンには2つの特徴がある。1つは参加加盟店のバリエーションの豊富さだ。キャンペーンの優待対象店はグルメ、宿泊施設、交通、ショッピング、エンターテインメントなど、30の国と地域の約1万店の店舗をカバーしており、多岐にわたっている。銀聯国際(UnionPay International)はキャンペーンを通して「グルメ」「博物館」など7つのテーマを基にした旅の提案もしている。2つめは、旅行の全行程をカバーする点だ。航空券およびホテル予約の際の割引優待、Wi-Fiレンタル、レンタカー、空港シャトルバスなど、出発後から現地の加盟店まで、様々なシーンで優待サービスを受けられる。また UnionPay(銀聯)カードなら、税還付サービスなどの便利なサービスも利用可能だ。
▽若者のニーズに応える UnionPay(銀聯)の革新的な決済サービス
現在、中国から出国する海外観光客の大半を1980年以降生まれの家族旅行が占めている。中国旅行研究所発表の「China's Outbound Tourism Development 2016」によると、1980年以降に生まれた世代は自由な個人旅行を好み、出発前にオンラインで航空券、ホテル、関連サービスを予約し、モバイル決済を利用している。
UnionPay(銀聯)はモバイル決済サービスQuickPassの他、優計画という便利な決済も提供している。シンガポール、香港、タイ、オーストラリア、ニュージーランドでは QuickPass だけの特別優待を提供している店舗もある。QuickPass が採用する NFC(非接触決済方式)は現在中国本土以外の約50万の POS システムで対応しており、QuickPass の QR コード決済は香港、シンガポールでは既にサービスを開始している。