【深セン(中国)2017年7月10日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は7日、ガートナー(Gartner, Inc.)が2017年7月3日付のMagic Quadrant for Data Center Networking(Danilo Ciscato et al.)で「チャレンジャー(Challenger)」に認定されたと発表した。ガートナーは実行能力とビジョン完成度という2つのカテゴリーの標準的基準でベンダーを評価している。ファーウェイは市場シェアの持続的な急成長とハード/ソフトウエア・ソリューションの革新的結合の提供によって、マジック・クアドラント(Magic Quadrant)の特定市場志向型(Niche Player)からチャレンジャーに移行した。現在、世界の多くのエンタープライズがクラウドデータセンター・ネットワークを構築するに際し、Huawei CloudFabric Solution(http://e.huawei.com/go/cloudfabric)を第1選択肢にしている。
ファーウェイSwitch & Enterprise Gateway生産ラインのケビン・フー社長は「当社のデータセンター・ネットワーク・ソリューションがガートナーのチャレンジャー・クアドラントに格上げされた動きは、オープンかつシンプルで弾力性あるクラウドデータセンター・ネットワークを構築して戦略を実現するというわれわれの市場戦略を確認するものとみている。ファーウェイの顧客重視は、金融業界から並外れたクラウドサービス・プロバイダーに至る世界の大手顧客に協調するソリューションを与えている。このような革新的業績はほかの主要市場でも堅実な成長を生み出した。エンタープライズは将来、一層インテリジェントなネットワークの構築にシフトするが、それは自己最適化を実現するアプリケーションポリシーに積極的に対応するものである。人工知能(AI)はネットワークの計画と展開、O&M、最適化など各部門のデータセンター・ネットワーク管理・保守に適用され、自動的かつインテリジェントに管理・維持されるアプリケーション主導のデータセンター・ネットワークを創出する」と語った。
自動化を実現するためには開放性が必須であり、ネットワーク・エコシステムが成功を保証する。ガートナーのリポートによると、独占所有権のあるソリューションから離れる意欲が高まっている。ガートナーのエンドユーザー調査(n = 83)によると、クライアントの42%がオープンな標準とマルチベンダーの相互運用性が必須条件をサポートするとし、34%が極めて重要、20%がやや重要とみており、開放性はエンドユーザー96%の関連購入基準になっている。
Huawei CloudFabric Solutionはオープン標準のアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を提供する。それはサードパーティーのクラウドプラットフォーム、コントローラー、付加価値サービス(VAS)デバイス、自動管理ツールに統合することが可能である。ファーウェイはVMware、レッドハット、ミランティス、UnitedStack、EasyStack、F5、Ansibleなど20社以上と提携してマルチレベルのソフトウエア・デファインド・ネットワーキング(SDN)エコシステムを構築し、統合が容易で強力な展開機能があるソリューションを顧客が柔軟に選択できるようにしている。
Huawei CloudFabricは技術革新がもたらした差別化の優位性に基づいて、2012年のリリース以来、強力な成長モメンタムを維持してきた。特に金融、インターネット、メディア資産業界で数多く商用実装されている。Huawei CloudFabricは現在、世界120カ国以上の2800を超える企業に用途の広いソリューションを提供し、顧客のオープンかつシンプルで弾力性あるクラウドデータセンター・ネットワークの構築、デジタル転換の実現を支援している。
Huawei CloudFabricに関する詳しい情報は以下を参照。
http://e.huawei.com/go/cloudfabric
ガートナーリポート全文は以下を参照。
http://www.gartner.com/reprints/huawei-technologies-co-ltd---china-csp?id=1-45FKUVS&ct=170707&st=sb