【ドバイ(アラブ首長国連邦)2017年5月16日PR Newswire=共同通信JBN】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の第17回Dubai Airport Show(ドバイ空港見本市)で、ファーウェイ(Huawei、華為技術)とハマド国際空港(HIA)が覚書に調印し、空港のデジタル革新を目指す正式の戦略提携関係に入った。
覚書は、IoTと自律機械分野などの最先端技術を利用し、実際の経営課題と機会に取り組む革新的なコンセプト、プロトタイプ、ソリューションを共同でつくり出すHIAとファーウェイの幅広い協力枠組みを定めている。目的はハマド国際空港のデジタル改革を加速し、航空輸送業界の利益拡大のためにソリューションをコミュニティーと共有することである。HIAはこの協力を通じて、乗客体験の改善、セキュリティーとコミュニケーションの強化、経営効率の向上を目指す。
カタールのドーハにあるハマド国際空港はこのほど、ロンドンの航空サービス調査会社で、空港と航空会社のランキングで乗客の声を伝える代表的基準になっているSkytraxの権威ある「5スター空港」に認定され、一流のグローバル空港に仲間入りした。HIAは評価の高いこのタイトルを得た中東で初めて、世界では6番目の空港になった。ハマド国際空港はまた、Future Travel Experience Awards – Asiaの「West Asia-Best Airport(西アジア最高の空港)」賞を2015年と2016年の2年連続で受賞した。
ファーウェイとの提携についてHIAのバドル・モハメド・アルメール最高業務責任者(COO)は「革新的な技術は、ハマド国際空港のデジタル変革を推進し続ける。ファーウェイとの戦略提携はニッチパートナーのエコシステムへのアクセスも与えるが、われわれはこの提携を通じて、発展しうる実行可能なコンセプトとソリューションを共有し、われわれの旅を加速して業界に対するコミットメントを明示するつもりである」と語った。
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループ輸送部門のプレジデントであるシリン・ユアン氏は「将来の旅客フローおよびデジタルに精通した顧客の需要に対応できる『スマート空港』実現に向けて、ハマド国際空港と協力することは、ファーウェイにとって大きな喜びである。商業戦略の核心にデジタル変革を据えることによって、HIAは今後も顧客を楽しませるユーザー中心のコネクテッド体験を提供するだろう」とコメントした。
ファーウェイは世界中の空港、航空会社、航空管制当局に、デジタル変革を達成してサービス能力、運営効率、収益の向上を可能にする広範なICTソリューションを提供している。これらのICTソリューションは屋内/屋外モジュラー・データセンター、サーバー、記憶装置、集中型クラウドプラットフォーム、ビッグデータ分析プラットフォーム、統合有線/無線通信ソリューションなどである。
ファーウェイは2016年末までに、世界40以上の空港、航空会社、航空管制当局にICT製品、ソリューション、サービスを提供した。これには年間利用客が3000万人を超える15以上の世界的な空港が含まれる。
Dubai Airport Show 2017は5月15日から17日まで、ドバイ・ワールドトレードセンターで開催されている。入場者はファーウェイのブース(スタンド4140)を訪問できる。見本市のファーウェイ製品・ソリューション展示に関する詳しい情報は次を参照:http://e.huawei.com/topic/aviation2017/index.html
▽ファーウェイ(Huawei、華為技術)について
ファーウェイは大手の世界的な情報通信テクノロジー(ICT)ソリューションのプロバイダーである。ファーウェイの革新的なICTソリューション、製品、サービスは170以上の国・地域で使用され、世界人口の3分の1以上にサービスを提供している。ファーウェイは1987年に創業、従業員が完全所有する民間企業である。詳しくはファーウェイのウェブサイト www.huawei.com を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20170515/1851702-1
ソース:Huawei