【北京2017年5月10日PR Newswire=共同通信JBN】アジア最大のビジネスジェット企業、Deer Jet(金鹿航空)は先に「香港-タヒチ夢旅行」を開始した。乗客は目的地で最高級5つ星ホテルのプレジデンシャルスイートに7泊するほか、香港-タヒチ間を787ドリームジェットで往復する。
Deer Jetは2016年9月19日、正式に787ドリームジェットを引き継いだ。このジェット機には広々とした220平方メートルのキャビンがある。乗客はフォーシーズンズホテルが高空で用意するごちそうを味わい、機内ベッドルームの(世界に4つしかない)プリムローズティアラを鑑賞することができる。この787機は就航時、「世界最高のビジネスジェット」と称賛された。
チャン・ペン氏は、HNAグループが導入してDeer Jetが引き継いだ787ドリームジェットについて、Deer Jetが戦略的に格上げされる機会とみていた。Deer Jetは世界的なビジネス航空市場の回復に際して、同市場の世界トップ企業になることを目指し、最新ビジネスモデルを試みる。
787機のサービス料が高いことは間違いない。ビジネス機が提供する外部サービスは1時間単位で課金される。ガルフストリームG550の標準料金が1時間あたり約10万人民元であるのに対し、787ドリームジェットは約50万人民元に達する。しかし、ドリームジェットの飛行は6月まで予約済みである。
HNAグループは長年、路線を各方向に拡大してかなり多くの高品質リソースを手に入れており、意図したわけではないものの、現在はリソースの統合段階に入っている。この関連でDeer Jetは「making travel an art(旅行をアートにする)」という新ブランディングを提案し、高級ビジネス旅行のあらゆる局面に触手を伸ばしている。
チャン・ペン氏は「海外市場は今も変化している。当時は中国が「一帯一路」構想を推進していたため、われわれは戦略的調整を図ると決め、国内市場の代わりに国際市場に焦点を合わせた。国際化路線を加速し、アウトバウンド産業チェーンを拡大する」と語った。
実際、787ドリームジェットは国際市場の活動を主導した。チャン・ペン氏によると、Deer Jetは地元顧客にサービスを提供する観点から、年間を通じて中東にドリームジェットを駐機する予定である。
チャン・ペン氏は「われわれは近い将来、中国を代表して世界をリードする高級ビジネス旅行ブランドを構築することにコミットしている」と語った。
ソース:Deer Jet