【ハノーバー(ドイツ)2017年3月22日PR Newswire=共同通信JBN】
*Leading New ICT, The Road to Digital Transformation(新しいICTをリード、デジタル変革への道のり)
ファーウェイ(Huawei、華為技術)は3月20日から24日まで開催されたCeBIT 2017で、「Leading New ICT, The Road to Digital Transformation」のテーマの下でICT戦略およびソリューションを100のパートナーと一緒に展示した。ファーウェイはHannover Exhibition Centerのホール2、C30の中にある広さ3500平方メートルのブースで、ビジネス、テクノロジー、エコシステムの展示エリアで革新的なICTおよびソリューションをデモンストレーションするとともに、デジタル変革の最良実施例およびその方法を共有して世界の顧客とパートナーがデジタル事業を推進することを支援する。
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループの戦略および目標は、CeBIT 2017のテーマ「d!conomy – no limits」と合致しており、経済・公的管理、デジタル社会、デジタル変革に関するアドバイスを意思決定者に提供する。
▽プラットフォームとエコシステム デジタル変革への道程における2つの推進力
ファーウェイのエンタープライズ・ビジネスは、業界のデジタル変革に対する深い理解に基づいており、ファーウェイは今回の展示会で同社の「Platform + Ecosystem」戦略を公開した。
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループのプレジデントであるヤン・リダ氏は「ファーウェイのビジネスポジショニングは、デジタル社会、インテリジェントな社会発展、業界のデジタル変革を実現できる最高のパートナーになることに重点を置いている。われわれは、クラウドコンピューティング、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ビッグデータ、モバイルブロードバンド、SDNなどの最新テクノロジーへの大幅投資に基づく『Platform + Ecosystem』戦略を提案し、オープンで柔軟、セキュアでアジャイルなICTインフラストラクチャー・プラットフォームを開発する。互いにメリットがあるエコシステムを構築し、パートナーと広範に協力することによって、われわれは顧客がデジタル変革での成功を収めることを支援している」と語った。
CeBIT Global Conferences CEO Keynoteでファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループのマーケティング&ソリューション販売部門のプレジデントであるダイアナ・ユアン氏は「われわれの『プラットフォーム』はクラウド-パイプ-デバイス・シナジー(cloud-pipe-device synergy)を重視する一方、『エコシステム』は顧客中心を貫き、持続可能な発展のために相互に恩恵がある環境の構築に重点を置いている。ファーウェイは『Platform + Ecosystem』戦略を遂行し、顧客およびパートナーと協力して当社独自のデジタル変革から獲得したしっかりとした豊富な経験を活用することによって、顧客およびパートナーがデジタル時代を謳歌することを支援する」と語った。
ファーウェイはCeBIT 2017で、「Platform + Ecosystem」戦略の遂行を促進する Global OpenLab Programを発表した。このプログラムは業界向けソリューションを開発する能力を強化するために大手企業パートナーを結集し、将来のスマート社会の原動力になるICTエコシステムのビルディングブロックを提供する。ファーウェイは今後3年間に2億米ドルを投資して、さらに15カ所のOpenLabを設置する。2019年末までに、OpenLabは世界で合計20カ所になる。
▽「ビジネス」「テクノロジー」「エコシステム」:100のパートナーとともに新しいICTインフラストラクチャーをデモンストレーション
▽ CeBIT 2017のファーウェイの「ビジネス」「テクノロジー」そして「エコシステム」
展示エリアでは、革新的なICT製品、ソリューションおよびサクセス・ストーリーをデモしている。
「ビジネス」展示エリアでは、顧客のデジタル変革を実現するファーウェイのソリューションをデモンストレーションし、スマートシティー、金融、製造、電力、輸送、メディア、ISPを含む7業界における成功事例を浮き彫りにするする。「テクノロジー」展示エリアでは、「クラウド-パイプ-デバイス」シナジーに基づいたファーウェイの新しいICTインフラストラクチャーをデモンストレーションする。このインフラストラクチャーはIoT(セキュリティー装備)、オープンクラウド、データセンター・インフラストラクチャー、オールクラウドベース・ネットワーク(セキュリティー装備)、クラウド通信、エンタープライズ無線、サービスなど7つのコア技術を統合している。ブース全体では、持続可能なエコシステムを協力して構築するためにSAP、アクセンチュア、インフォシス、KUKA、Hexagon、タレス、アルストム、シーメンスなどの大手企業を含む100のパートナーとファーウェイが協力した結果を展示する。
▽主要なパートナーシップとデジタル変革の方法および実施例の共有についての共同発表
フォーチュン500社の3分の1以上がデジタル変革のためにファーウェイを採用し、これらの企業の40%以上は世界トップ100社にランク付けされている。ファーウェイと大手業界パートナーはCeBIT 2017で、以下のような共同ソリューションを発表し、成功事例を共有する。
*スマートシティー分野で、ファーウェイとヴェオリアは、緊急措置を科学的に設定するNB-IoTに基づいたStorm Water and Flood Management Solutionを共同して展開している。さらに、ファーウェイとFrequentisは、より安全な都市を実現するために公共安全ソリューションのオープンエコシステムを共同で育成している。ファーウェイとハネウエルはまた、ビルのインテリジェント管理を実現しエネルギー消費を軽減するスマートビル・ソリューションに共同着手している。
*金融業界では、アクセンチュアはファーウェイのビッグデータ・プラットフォームに基づく金融ビッグデータ・ソリューションを共有する。ファーウェイとインフォシスは Finacle@Kunlun ソリューションを共同で展開し、銀行がITインフラストラクチャーと上部レイヤー・アプリケーションを再構築することを支援している。
*エネルギー業界では、ファーウェイはSAPと協力し、Advanced Metering Infrastructure(AMI)ソリューションをリリースしている。State Grid Tianjin Electric Power Companyとの共同事業でファーウェイは無線による専用電力網ソリューションを公開し、電力企業が自動化された給電およびインテリジェント計器を実装することを支援している。
*輸送業界では、ファーウェイと輸送業界テクノロジー・ソリューションプロバイダーのIndraは世界での協力覚書(MOU)に調印し、エンドツーエンド輸送ICTソリューションの共同開発を進めている。
*メディア業界では、ファーウェイとソニーはSerial Digital Interface(SDN)マトリックスIPソリューションを共同で展開し、世界のラジオおよびテレビ企業向けの車両およびモバイル向け放送ビデオシステムを開発する。
*パブリッククラウド分野では、ファーウェイとドイツテレコムが共同開発したOpen Telekom Cloudを使用する顧客は、このソリューションの最新アプリケーションを共有する。欧州原子核研究機構(CERN)はHelix Nebulae Science CloudプロジェクトでOpen Telekom Cloudを応用した経験を共有する。ドイツの照明システムメーカーのSLVはOpen Telekom Cloudに基づくIoTプラットフォームを展開し、スマートホーム・プロジェクトを開始すると発表する。
ファーウェイは今後も、持続可能なエコシステムを構築し、業界・商業アライアンス、オープンソース・コミュニティー、開発者向けプラットフォームに投資を継続していく。
CeBIT 2017におけるファーウェイに関する詳細はウェブサイトhttp://e.huawei.com/topic/cebit2017-en/index.html を参照。
▽ファーウェイ(Huawei)について
ファーウェイは世界をリードする情報通信技術(ICT)ソリューション・プロバイダーである。
詳細はファーウェイのウェブサイトwww.huawei.com を参照。