台北（台湾）, 2016年12月9日 /PRNewswire/ -- World Whiskies Awards （WWA）の2賞を受賞しているKavalan（カバラン）は7日、台湾産ウイスキー登場10周年を祝い、第2蒸留所を稼働させ、クリスマスに向けて初のラム樽熟成ウイスキーの発売を開始した。
Kavalan第2蒸留所開所式で、最高経営責任者（CEO）のY.T.リー氏は、Kavalanの初めての「新製品」が2006年3月11日にウイスキー貯留槽の蛇口を出て台湾産ウイスキーの長い間の夢が現実になったと述べた。
「2006年以前はこんなことは夢物語にすぎなかった。だが10年後に、第2蒸留所によって1000万本への生産能力倍増を祝うほどKavalanの需要は増えている」とリー氏は語った。
増産によりKavalanは世界の10大ウイスキー生産者の一角を占める可能性がある。
この行事でInternational Wine and Spirit Competition （IWSC）マネージングディレクターを近く退任するユアン・レーシー氏ら世界のウイスキー業界指導者らは、Kavalanの10年の道程は「新たなフロンティアと新たな哲学を創造するという両方の意味でウイスキーの世界の拡大」に貢献したと述べた。
レーシー氏は「世界中のウイスキー愛好家に恩恵を与え続けるウイスキーの新たな独自のスタイルを深め、豊かにしてきた」と付け加えた。
他の特別ゲストはKavalanのチーフコンサルタントのジム・スワン博士、Whisky Magazineの創設者デーミアン・ライリースミス氏、世界的な蒸留器メーカーForsythsのリチャード・フォーサイス氏と息子のリチャード・フォーサイス氏。
Kavalanの新しいReserve Rum Cask Single Cask Strength（リザーブ・ラムカスク・シングルカスクストレングス）はメロン、パパイヤ、クローブ、ルートジンジャーの香りがあふれ、Malt Whisky Yearbookの編集長で創設者のウイスキーマスター、イングバー・ロンド氏は「デリケートなラム、グアバ、パイナップル、アーモンドチョコレートの香りがする甘さ」と表現した。
スピリッツエデュケーターのベルンハルト・シェーファー氏は「トロピカルフルーツの複雑な香りがし、甘い砂糖のような余韻がある」と述べた。
権威あるWWAやIcons of Whisky賞プログラムを運営するWhisky Magazineのライリースミス氏は「Kavalanは2006年に世界のウイスキー界に突然、出現し、それ以来、World Whiskies Awards（WWA）やIcons of Whiskyで毎年勝利を収めてきた」と語った。
Kavalanは2015年にKavalan Solist Vinho Barrique（カバラン・ソリスト・ビニョバリク）でWWAの「World's Best Single Malt Whisky（世界最高シングルモルトウイスキー）」、2016年にSolist Amontillado Sherry Single Cask Strength（ソリスト・アモンティジャドシェリー・シングルカスク・ストレングス）でWWAの「World's Best Single Cask Single Malt Whisky（世界最高シングルカスク・シングルモルトウイスキー）」を受賞、IWSCの「Worldwide Whiskey Producer of the Year（今年の世界的ウイスキー生産者）」に選ばれた。
▽Kavalanについて
台湾初のウイスキー製造者は2006年以来、シングルモルト・ウイスキーの技術に専心してきた。Kavalanは強烈な湿気と熱気の中で熟成され、Kavalanの特徴的なクリーミーさを創り出す海や山からの微風、雪山からの湧水の恩恵を受けている。Kavalanはその名を本拠地のある宜蘭県の旧名から取っており、親会社King Car Group（金車集団）の30年に及ぶ飲料製造によって支えられている。Kavalanは211以上の金賞を獲得し、40カ国で販売されている。www.kavalanwhisky.com/en/ を参照。
▽メディア問い合わせ先
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