【シンガポール2016年7月19日PR Newswire＝共同通信JBN】世界のエネルギー問題とそのアジアに及ぼす影響を討議する重要なプラットフォーム、第9回シンガポール国際エネルギー週間（SIEW）の参加登録が開始された。SIEW 2016ではエネルギー界のトップリーダーが一堂に会して「New Energy Realities（新エネルギーの現実）」をテーマに全体像を共有し、長期的なエネルギー低価格の意味、よりグリーンでスマートなエネルギーシステム構築の推進について話し合う。
SIEWは、（1）アジアの新エネルギーの現実（2）低炭素の未来構築（3）既存の価値基準を打ち砕く技術とエネルギー消費者－に焦点を当てるシンガポール・エネルギー・サミット（SES）と同時に開幕する。サミットで講演する主な世界的オピニオンリーダーは以下の通り。
＊ファティ・ビロル博士：国際エネルギー機関（IEA）事務局長
＊シャムシャド・アクタール博士：国連アジア太平洋経済社会委員会（UNESCAP）事務局長
＊フィリス・ヨシダ博士：アジア太平洋経済協力会議（APEC）ワーキンググループ議長、米エネルギー省国際問題上級顧問
＊豊田正和氏：日本エネルギー経済研究所（IEEJ）理事長兼最高経営責任者（CEO）
＊アーマド・ファウジ・ビンハサン氏：マレーシア・エネルギー委員会CEO
＊アン・バダス・ニルソン氏：スウェーデン・エネルギー市場監督局局長
＊チャリフ・ソウキ氏：Tellurian Investments共同創業者兼会長
＊スティーブ・オニール氏：REC CEO
＊アニル・サルダナ氏：Tata Power CEO兼マネジングディレクター
＊ディトレフ・エンゲル氏：DNV GL-Energy CEO
＊アーロン・ドミンゴ氏：Meralco PowerGen Corporation執行副社長兼最高執行責任者（COO）
＊マイケル・ワインホルト教授：シーメンス最高技術責任者（CTO）
＊木全吉彦氏：大阪ガスシンガポール会長
SIEWは、世界の代表的な会議、展示会、円卓会議を1週間にわたり1カ所で開催する伝統を堅持している。第26回国際太陽光発電・技術会議・展示会（PVSEC-26）は今回初めて、アジア・クリーンエネルギー・サミットと同一会場で開催される。代表団はアジア・ダウンストリームウィーク、2016年東南アジアEUビジネス・アベニュー・グリーンエネルギー技術展示会、ガス・アジア・サミットの200を超える出展社と交流することもできる。
SIEWではまた、シンガポールのエネルギー市場監督庁（EMA）と主要国際機関がシンクタンク円卓会議を9回共催する。アジア開発銀行（ADB）と豪グラッタン研究所はSIEWに初めて円卓会議を開催する。このほかの共催者は、日本エネルギー経済研究所（IEEJ）、国際エネルギー機関（IEA）、国際再生可能エネルギー機関（IRENA）、中国社会科学院（CASS）、グローバル安全保障分析研究所（IAGS）、S・ラジャラトナム国際研究大学院（RSIS）、南洋理工大学エネルギー研究所（Energy Research Institute @ NTU）、シンガポール国立大学エネルギー研究所（ESI）などである。円卓会議のエネルギーに関する議題は、液化天然ガス（LNG）進展、エネルギー技術、再生エネルギー、サイバーセキュリティーなどである。
今年のSIEW連動イベントは、エネルギー関連出版と特別ワークショップで構成される。国際エネルギー機関（IEA）のファティ・ビロル事務局長は報告書「IEA再生可能エネルギー中期市場展望」を世界に向けて公表する。エネルギー・アクセスに関するG20の特別ワークショップがEMAと国連アジア太平洋経済社会委員会（UNESCAP）によって共催される。エジソン電気協会（EEI）もアジアエネルギー財政・投資会議特別版を開き、アジアのエネルギー投資に関する文書を出版する。
2016年8月31日までに参加登録すれば、最大500シンガポール・ドルの早期割引を受けることができる。SIEW 2016は2016年10月24日から28日まで、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズにあるサンズ・エキスポ&コンベンションセンターで開催される。今年のSIEW初日夜のネットワーキング・レセプションはシンガポールのナショナル・ギャラリーで行われる。
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Energy Market Authority（エネルギー市場監督庁）
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ソース：Energy Market Authority
