シドニー, 2016年5月30日 /PRNewswire/ --
「ビビッド・シドニー」の画像はウェブサイトで入手可能
放送品質の映像はウェブサイトで入手可能
オーストラリアのシドニーは今夜、毎年恒例の「ビビッド・シドニー(Vivid Sydney)」の祭典で90を超える光のインスタレーションで照らされ、世界的に有名なシドニー・ハーバー・ブリッジ、シドニー・オペラ・ハウスなど市内中でカラフルなプロジェクション芸術が投影されるなど、色彩であふれる。「ビビッド・シドニー」は5月27日夜に公式スタート、2016年6月18日の夜まで23日間続く。
フル・マルチメディア・リリースはウェブサイトを参照。
「ビビッド・シドニー」は世界最大の光と音楽とアイデアの祭典である。23カ国の150人を超えるアーティストが光を使ったインスタレーションやプロジェクション映像を製作、それらはシドニーに設置された8カ所以上の「ビビッド・シドニー」開催地区に出現する。「ビビッド・シドニー」ではまた、195の「ビビッド・ミュージック」イベントと500人を超えるスピーカーが登場する「ビビッド・アイデア」トークショー&フォーラムが行われる。
ニューサウスウェールズ州政府のマイク・ベアード首相は「今夜、大勢の人々がビビッド・シドニーの見事な「点灯」の瞬間を見るためにシドニーを訪れている。これから23夜の間、シドニーのアイコンとして最も有名な名所の数々が色彩と躍動のシンフォニーの中でライトアップされ、世界中の人を招き寄せることだろう。ビビッドは世界のオーディエンスに向けたクリエイティブな祭典であり、その人気は昨年の祭典が170万人の来場者を集めたことからも明らかだ」と述べた。
今年の「ビビッド・シドニー」はオーストラリア固有の文化をたたえることを主眼として、オーストラリアのアイコンであるシドニー・オペラ・ハウスの帆型屋根に先住民アボリジニの間に伝わる「ソングライン」のプロジェクション映像が投影される。この目を見張るようなアニメーションに使われた作品は以下の6人の著名な先住民族のアーティストの手になるもの。カーラ・ディケンズ、ジョン・マンダイン(オーストラリア勲章受章者)、レコ・レニー・、ガブリエラ・ポッサム・ナングレイ、ドニー・ウーラグージャおよび故グルンブ・ユニピング。デスティネーションNSWとシドニー・オペラ・ハウスが共同でキュレートした「ソングライン」はオーストラリアの「ファースト・ピープル」の精神性や文化をそのまま物語っており、相互につながる共有のシステム、そして時間と空間、大地と天空を超えて伸びる交易の道を描いたものだ。
シドニー現代美術館の正面やカスタムハウス(旧税関)にも他の大きな3Dプロジェクションが投影されるように「ビビッド・シドニー」はクリエイティブ産業のハブとしてのシドニーを展示するものになっており、光のスペクタクルを演出するため世界最初の技術やデザインが使われている。
ダーリング・ハーバーの「レーザー・ドラゴン・ウオーター・シアター」では、56の噴水の上に浮かぶ13メートルのロボット・アームに設置された世界初の水のスクリーンが使われている。レーザー・ドラゴン・ウオーター・シアター・ショーではビデオを投影するため4つの水のスクリーンが使われており、「ザ・プリセッツ」が作曲した音楽にのって踊るダンサーの映像などが投影される。高さ20メートルの垂直型噴水が40基、高さ25メートルの移動式噴水16基、高さ15メートルの火炎フレームジェット20基、そして強力レーザーが10基あり、来場者を驚かすのに十分だ。ダーリング・ハーバーには世界初がもう一つあり、「Intel RealSense(TM)」技術を利用すれば来場者は自分の顔をスキャンして、その映像を水のスクリーン上に投影することができる。
世界的に有名なシドニー・ハーバー・ブリッジも7万2000個のLEDを使った1640本の照明チューブで照らし出され、140の缶に格納された6700個のLEDが「特等席」と銘打ったインスタレーションの一環として来場者が自分でシドニー・ハーバー・ブリッジの色を変えることができる仕掛けになっている。シドニー・ハーバー・フェリーも港を渡る航行の間、全長1480メートルのLEDテープで照らされることになっている。
「ビビッド・シドニー」では「ビビッド・ライト・ウオーク」が企画され、シドニー・オペラ・ハウスをスタートし、200周年を迎えた王立植物園のハーバーサイドを通り、海岸通りをウォルシュ・ベイに向かう。イルミネーションやプロジェクション映像が行われる場所はシドニーのマーティン・プレイス、ダーリング・ハーバー、オーストラリア国立海洋博物館、そしてビジネスの中心街にあるザ・ギャラリーズなどだ。セントラルパークやチャツウッド地区も活気に満ちた夜の遊園地になり、タロンガ動物園も創立100年を祝い、絶滅危惧種の動物の前には光のランタンが置かれることになっている。
「デスティネーションNSW」最高経営責任者(CEO)で「ビビッド・シドニー」のエグゼクティブ・プロデューサーでもあるサンドラ・チップチェイス氏は「ビビッド・シドニーはビビッド・ライトの一環としてまたしても技術と芸術の面で注目すべき世界初を提供した。過去最大になるビビッド・シドニー・プログラムは音楽面でもパンクロックから世界のスーパースター、新進ローカル歌手、伝説的なキャバレー歌手などまで感銘を与える組み合わせを提供する。同じく多様なプログラムとしてジェンジ・コハン、スパイク・ジョーンズ、ボー・ウィリモン、マーガレット・チャンなどを含め、社会のトレンドに反旗を翻す人々がビビッド・アイデアでスピーチとフォーラムを行う。ビビッド・シドニー2016は本当の意味で革新と創造性をたたえるものだ」と述べた。
主催者は「ビビッド・ミュージック」プログラムの一部として国際的なポップ・アイコン、ボーイ・ジョージがDJとして2016年6月12日、ダーリング・ハーバー地区のカフェ・デルマールで特別出演すると発表した。これはボーイ・ジョージのオーストラリアでの唯一のDJパフォーマンスになるだろう。
「ビビッド・シドニー」は州政府の観光および主要イベント担当機関「デスティネーションNSW」が所有し、管理とプロデュースを行っている。2015年には170万の来場者を誘致し、来場者の使ったお金は6300万ドル以上に達し、地元経済に貢献した。
今夜の点灯式のビデオ版ニュースリリースはウェブサイトで入手可能。
高解像画像や放送品質の映像を含めフル・メディア・キットはウェブサイトでダウンロード可能。
▽メディア問い合わせ先
Melissa Wilson, Destination NSW
M: +61-419-093-882
Melissa.wilson@dnsw.com.au
Jessica Parry, Destination NSW
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E: Jessica.parry@dnsw.com.au
ビデオ - http://static.prnasia.com/pro/media/201605/vividsydney/video.mp4
写真- http://photos.prnasia.com/prnh/20160527/8521603420-a
写真- http://photos.prnasia.com/prnh/20160527/8521603420-b