【北京2013年1月21日PRN=共同JBN】1月1日に行われた光明新年会兼「2012年中国文化産業人(Chinese Culture Industry Figures of 2012)」表彰式で、待望の表彰者リストが正式発表された。完美時空有限会社(パーフェクトワールド)の池宇鋒会長はこのイベントに出席、ゲーム業界のほかの指導者たちとともにパネルディスカッションにも参加した。会長は席上、2012年中国文化産業人として表彰された。
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中国文化産業の象徴的な指導者、池会長は長年にわたり文化創造分野の最前線で大きな影響力を保持、その多角的な貢献により中国ソフトウエア産業の青年10傑、北京の卓越した青年起業家、中関村の起業家10傑に選ばれている。さらに、中国12億人のオンライン大学、Hongen.com(洪恩教育)の創設者でもあり「Kaitianpidi (時代)」や「Wanshiwuyou(心配無用)」を含むコンピューター学習のアプリシリーズ「Suixinsuoyu(好きなことをやる)」や「Congxinkaishi(最初から始める)」などいくつかの英語学習アプリ、テディ英語物語シリーズ(Teddy English Story Series)などコンピューター初心者と各級英語学習者に不可欠なプログラム一式を開発した。
完美時空は2004年、池宇鋒氏によって創業され、2007年に米国店頭株式市場、NASDAQに上場した。いかにゲームを通じて中国文化の知識を発進するかという問いに、池宇鋒氏は「われわれはオンラインゲームを通じて中国文化を綿密に紹介することができる。その例が映画『レッドクリフ』を基にした完美時空のゲーム第1弾だが、この映画は中国の古典『山海経』から着想したものだった。これらのゲームは中国伝統文化の知識と理解を広める媒体になった。さらに『Legend of the Eagle Shooting Hero(射雕英雄傳)』、2013年にリリースする『The Smiling, Proud Wanderer(笑傲江湖)』は中国文化に特有な騎士精神の奨励に役立つだろう」と指摘した。
完美時空はすでに、世界の100を超える国と地域でゲームを販売、中国のオンラインゲーム輸出総計の40%近くを占めている。輸出に関しては、中国のオンラインゲーム・デベロッパーの中で5年連続トップにランクされている。
池氏は2010年「鋼のピアノ(The Piano in a Factory)」「失恋33天(Love is Not Blind)」「北京青年(Beijing Youth)」「楚漢傳奇(Legend of Chu and Han)」などヒットした数作品の制作に参加、映画・テレビ部門に重点をシフトした。これらの作品は上海テレビ際のマグノリア賞、中國電影會の金鶏奨など中国の主要なテレビ、映画賞を受賞している。このような役割転換は、中国文化産業に対する池氏の深い理解を助けている。池氏が2012年中国映画産業人のタイトルに値するのは言うまでもなく、池氏にとって受賞は大きな意義がある。
世界開発戦略に沿う一層完全な産業チェーンは、海外市場における中国文化振興の促進に資するだろう。池氏は、インターネット時代の中国は、オンライン娯楽作品を通じて世界市場にアクセス、以前より迅速かつ効率的に中国文化を推進できると語っている。
ソース:Beijing Perfect World Co., Ltd.