【北京2016年1月15日PR Newswire=共同通信JBN】欧州サッカー連盟(UEFA)とハイセンスグループ(Hisense Group)は、中国の電子大手ハイセンスがUEFA欧州選手権2016のグローバルパートナーになる最後の地位を占めたと発表した。これは、同選手権の56年の歴史の中で初の中国企業とのスポンサー契約である。
ハイセンスはまた、2017年末までその他のUEFA主催によるナショナルチームのサッカー大会も後援する。その中には2018年のFIFAワールドカップの欧州予選、UEFAフットサル選手権2016、UEFA U-21欧州選手権2017、UEFA欧州女子選手権2017も含まれる。
今回の契約について、UEFA Events SAのマーケティング・ディレクター、ガイローラン・エプスタイン氏は「欧州、米国で最も急成長している中国ブランドの1つであるハイセンスをUEFA欧州選手権2016のパートナーの一員として迎えることができて喜んでいる。このトーナメントは、ハイセンスが世界的に確立された魅力とブランドの価値を生かして国際的な成長を持続するためのこの上ないプラットフォームを提供する。われわれは互恵的なパートナーシップを通じて緊密に協力し、数百万人の中国のファンに欧州サッカーの最高のものを普及、促進していくことを期待している」と述べた。
今回獲得したスポンサー権によって、ハイセンスは6月から7月まで欧州中でUEFA欧州選手権2016関係の一連のパブリックビューイング・イベントを開催することになり、同キャンペーンの一環としてフランスでの同選手権を祝うため、中国のサッカーファン100人を招待することを計画している。
▽ハイセンス(Hisense)について
ハイセンスは1969年、中国で小規模なラジオ工場として設立され、その後、世界で6万9千人以上を雇用し、年商数十億ドルの世界的な巨大複合企業に成長した。同社は平面テレビ、家庭電化製品、移動通信デバイスで世界をリードしている。2015年にハイセンスは世界テレビ市場で3位になり、中国では知らない人がいない存在で、2004年以来、12年連続して同国のフラットパネルテレビ市場のリーダーとなっている。
ハイセンスは消費者家電、家庭用電気製品、モバイル通信、情報技術、不動産業界に多くの子会社を持っている。同社は世界に13の生産拠点と13の研究開発センターがあり、北米、欧州、オーストラリア、アフリカ、中東、アジアに海外子会社を持っている。ハイセンス製品は130カ国以上で販売されており、2014年の販売収入は160億米ドルに達する。さらに、ハイセンスはIBM、日立、ワールプールなど高い信頼を持つグローバル企業と各種製品やサービスの開発、マーケティングのための戦略的パートナー関係にある。
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