【深セン(中国)2012年11月13日PRN=共同JBN】中国の工業情報省(MIIT)は、China Hi-Tech Fair(CHTF)のスポンサーとして、深セン市で11月16-21日に開催されるCHTF 2012にTD-LTEパビリオンを開設する。これは中国におけるTD-LTEの研究開発と産業化のレベルを展示し、システムデバイス、チップ、ターミナル、テスト用機器やサービス・アプリケーションなど、すべての産業チェーンにおける革新技術成果を広め、促進するためである。
TD-LTEテーマ・パビリオンに関する準備会合で、楊学山副工業情報相は、中国政府首脳部や社会からこのパビリオンが高い関心を持たれており、CHTF 2012のハイライトの一つになるに違いないと語った。
パビリオンは健全な産業育成と商用化移行の促進に関するアドバイスから始まり、その後産業のグレードアップ、その中核としてのTD-LTE技術の商用化に焦点をあてている。パビリオンのオーガナイザーは革新技術を展示し、TD-LTEシステム、チップ、ターミナル、テスト用機器におよぶ全産業チェーンを紹介するため、モバイル通信事業者、パイロット都市、通信装置製造企業、国内外の大手関連企業を招待した。展示者はまた4Gサービスをサポートする技術、装置、ソリューションも紹介する。
パビリオンの広さは7500平方メートルで、TD-LTEの全産業チェーンをカバーし、新技術とアプリケーションの成果を中心にしている。パビリオンは4つのカテゴリーで構成されている。1番目は技術的研究開発で、無線通信、ネットワーキング・スキーム、ネットワーク・プランニング、最適化、ネットワーク・セキュリティー、テストなどのセクターにおけるキーテクノロジーの研究、さらに関連する国内外の規格の開発が含まれている。2番目は、製品研究開発である。これにはシステム機器、ターミナル、チップ、アンテナ、テスト用機器、周辺機器製品などが含まれる。3番目はサービス・アプリケーションで、テレコム付加価値サービス、モバイル・インターネット・サービス、代表的な産業アプリケーションに加え、工業生産、政府の電子部門、生活福祉の改善、無線都市などの分野におけるアプリケーションとソリューションなどが含まれる。4番目はプラットフォームで、これにはキーテクノロジー研究開発用プラットフォーム、テスト・デモンストレーション用プラットフォーム、企業アプリケーション用プラットフォームなどが含まれている。
ソース:The Office of CHTF Organizing Committee