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BOEが成都に第6世代の生産プロジェクトを開始 投資総額は220億元

Chengdu High-tech Industrial Development Zone
2015-05-12 12:13 980

【成都(中国)2015年5月12日PRN=共同通信JBN】5月8日、BOEの第6世代LTPS/AMO-LED生産ラインの起工式が成都ハイテク産業開発区(成都ハイテク区)で行われた。新しい生産ラインは高性能携帯電話パネルとモバイル機器向けの最新ディスプレーを生産するためのもので、総額220億元が投資される。このプロジェクトは2017年前半に運転を開始する予定。

BOE Technology Group Co., Ltdのリュー・シャオドン最高執行責任者(COO)は「成都には、電子情報産業、多様な才能と人材に加え、便利な輸送と流通インフラを備える巨大市場が融合した産業チェーンがあり、これは光学ディスプレー産業を育成するうえで、優れた競争上の優位性となる」と語った。プロジェクトは今後、高性能小型半導体ディスプレー機器におけるBOEの世界競争を支援することになる。

成都は中国の電子情報産業における最も重要な製造拠点の1つであり、光学ディスプレー産業が急成長している。2007年以来、BOE、China National Building Materials、TIANMAは成都に製造拠点を相次いで設置してきた。2014年8月、China Electronics Corporationは第8.5世代パネル生産ラインプロジェクト建設のために280億元を投資すると発表した。

成都ハイテク区は成都の光学ディスプレー産業のハブであり、戦略的新興産業を支援する主要部門としてリストアップされている「New-Type Display Device(新型ディスプレー機器)」に重点を置くことになる。将来、この産業開発区は第4.5世代TFT-LCD(TFT液晶)生産ラインの生産性を向上させるとともに、TFT-LCD 8などの生産ラインのより高度な世代を導入してPMOLED、AMOLED、レザーディスプレー機器、3Dディスプレー製品を開発していく。

ソース: Chengdu High-tech Industrial Development Zone