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ファーウェイがサンノゼのNFV World Congressで最新のNFVソリューションを公開

Huawei
2015-05-05 23:00 1641

【サンノゼ(米カリフォルニア州)2015年5月5日PRN=共同通信JBN】

*SoftCOMによって業界の変革を促す

*オープン・エコシステムの熟成を実現し、実践を通じてNFVの商用化を加速

世界をリードするICTソリューション・プロバイダーのファーウェイ(Huawei、華為技術)は、米カリフォルニア州サンノゼで5月5日から8日まで開催されるNFV World Congressに出展する。ファーウェイは同社のSoftCOM戦略がネットワーク機能仮想化(NFV)、ソフトウエア定義ネットワーク(SDN)、クラウドコンピューティングを活用してICTコンバージェンス・ネットワークをいかにして構築したかの体験を紹介する。ファーウェイは同社のNFV/SND Open Labを利用して、標準化組織、オープンソース・コミュニティー、業界チェーンのパートナーと積極的に協力してオープンで成熟したエコシステムを築き、キャリアがICT変革に乗り出すことを支援している。

オープン性:ファーウェイは、同社の優れたNFV/SDN Open Labの遠隔オンラインツアーを提供する

Open Platform for NFV(OPNFV)は、キャリアグレードでオープンソース・レファレンスのNFV向け総合プラットフォームである。NFV/SDN Open Labは8つのOPNFV向け認定ラボの1つとして中国・西安に最近完成した(詳細はhttps://wiki.opnfv.org/lab4_huawei を参照)。これまでに、オープンソース・プロジェクト・イニシエーション向けのファーウェイのアプリケーション6件がOPNFVによって認定されており、同社はほぼすべてのOPNFVオープンソース・プロジェクトに参加してきた。ファーウェイはほとんどのOPNFVオープンソース・プロジェクトを担当し、継続的インテグレーション(CI)プロジェクト、SFCプロジェクト(Open Stack対応VNF Forwarding Graph)、ONOSプロジェクト(ONOS Framework)などの履行を推進した。さらに、ファーウェイは業界チェーンの主要NFVソリューション・プロバイダーと提携し、さまざまなベンダーのNFVソリューション間での互換性を確保して、キャリアが多様なサプライヤーを自由に選択できるようにするため、アジア、欧州、北米にあるNFV/SDN Open Labで相互運用性テストを実施した。ファーウェイは今年、NFV業界の発展を促進することを目指して綿密な共同調査を実施するために、150以上の業界パートナーと提携する計画である。NFV World Congressで、参加者はファーウェイのNFV/SDN Open Labの遠隔ツアーに参加する機会がある。

実践:ファーウェイは商用NFVソリューションのデモを行う

2015年、ファーウェイのすべてのコアネットワークは仮想化をサポートし、商用に使えることになる。ファーウェイのNFV製品のロードマップは他の業界プロバイダーよりもはるかに先行しており、同社は通信セクターを幅広く理解していることを誇りにしている。通信セクターはNFV製品を使って、コアネットワークがクラウド化されたあとも99.999%キャリアレベル信頼性を確保する。同時に、データからサービスを切り離すことによって、ファーウェイの事業プロセッシング製品は現行のサービスに影響を与えることなく、柔軟なスケーリングが可能である。サービス・スケーリングは日単位から分単位までに短縮できる。ファーウェイはこれまで、Vodafone、DT、中国移動(China Mobile)、MegaFon、Telefonicaなど世界中の大手キャリアとともにNFVベースのイノベーションおよび検証を行ってきた。ファーウェイは50以上のNFV商用化・概念実証(PoC)プロジェクトを行い、ロシアのAntares、英国のHutchison、Monaco Telecom、Surfline、Ooredooグループのコアネットワーク仮想化サプライヤーとなった。

ファーウェイは欧州で世界初となる商用NFVベースのボイス・オーバーLTE(VoLTE)の展開に成功した。ファーウェイはこのプロジェクトのために、Virtualized IP Multimedia Subsystem(vIMS)を提供しただけでなく、エンドツーエンドのバーティカルおよびホリゾンタル・インテグレーションを担当する一次インテグレーターの役割を務めた。ファーウェイはプロフェッショナルなプロジェクト実施チーム、豊富なインテグレーション経験、高性能なインテグレーション・ツールを駆使して、短期間に商用向けの納入を完了した。ファーウェイは、エンドツーエンドのインテグレーションおよびネットワークO&Mサービスを顧客に提供できる一流インテグレーターになるために、世界規模でNFVインテグレーション・サービス能力を築き上げてきた。

イノベーション:ファーウェイは新しいサービスのプロビジョニングをアプリのインストールと同じくらい容易にできるNFVアーキテクチャーの革新的ビジネスモデルを公開する

ファーウェイのNFVアーキテクチャー向けVirtualized Multiple Service Engine(vMSE)ソリューションは、サードパーティー・パートナーがネットワークの中に付加価値サービス(VAS)を容易に展開できるオープン・プラットフォームを提供する。これによって、デベロッパーはアプリのインストールと同じように、自動化されたサービス・プロビジョニング、コンフィギュレーション、マネジメントを実現できる。さらに、vMSEソリューションが提供する統合トラフィック決済システムはChina Mobileが展開し成功した。このシステムはユーザーではなくOTTによるトラフィック決済をサポートするとともに、OTT企業のTencent Gamesにあるモバイルゲームのアクセラレーションサービスも提供する。

著名なコンサルティング企業Current Analysisが実施した最新調査「Operator's best choice for SDN/NFV solution provider(オペレーターが選んだSDN/NFVソリューション・プロバイダーのベストチョイス)」によると、ファーウェイは2年連続して、世界の大手キャリアによって最高のSDN/NFVソリューション・プロバイダーとして選ばれた。

NFV World Congressは5月5日から8日までサンノゼで開催される。ファーウェイは現地時間5月6日午後5時から「NFV Architecture(NFVアーキテクチャー)」を主題とする講演に続き、7日午前10時40分から基調演説「SoftCOM, Accelerate NFV&SDN into Reality(SoftCOMこそがNFV&SNDの実現を加速する)」を行う。

▽ファーウェイについて

ファーウェイは世界をリードする情報通信技術(ICT)ソリューション・プロバイダーである。ファーウェイはよりコネクテッドな世界を通じて、責任ある企業市民、情報化社会の革新的なイネーブラー、業界の協力的なコントリビューターとして活動することによって生活を充実させ、効率を向上させることを目標としている。ファーウェイは消費者中心のイノベーションとオープンなパートナーシップを通じて、エンドツーエンドのICTソリューション・ポートフォリオを構築し、通信会社および企業のネットワーク、デバイス、クラウドコンピューティングで顧客の競争上の優位性を確立した。ファーウェイは世界で17万人を雇用し、通信オペレーター、企業、消費者の最大価値を創出することにコミットする。当社の革新的なICTソリューション、製品、サービスは170以上の国・地域に展開され、世界人口の3分の1以上の人々にサービスを提供している。1987年創設されファーウェイは従業員が全株式を保有する非上場企業である。

詳細はファーウェイのウェブサイトwww.huawei.com を参照するか、http://www.linkedin.com/company/huawei でフォローを。

▽報道関係問い合わせ先
softcom@huawei.com

ソース:Huawei

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