上海(中国), 2015年4月14日 【PRN】中国の大手エレクトロニクス・メーカー、ハイセンス(Hisense)は10日、インフィニティ・レッドブル・レーシングとの間で複数年にわたる提携を発表した。
中国グランプリを控えた上海インターナショナルサーキットで行われた今回の発表は、ハイセンスの全米ストックカー協会、全豪オープン・テニストーナメント、およびドイツのシャルケ04フットボール・チームとのスポンサー・プログラムに続くものだ。
ハイセンスの執行副社長、リン博士は「インフィニティ・レッドブル・レーシングはテクノロジー、チームワーク、そして競争力が問われるこのスポーツで最も成功し、話題にされることが多いチームのひとつだ」として次のように述べた。「インフィニティ・レッドブル・レーシングと同じに、当社もチャレンジするブランドであることを誇りにしており、他社に先駆けるため、絶えずクラス最高の消費者製品の革新を続けている。価値観を共有するこのチームをシーズンを通じてサポートしたいと考えている」
レッドブル・レーシングのチーム代表、クリスチャン・ホーナー氏は「インフィニティ・レッドブル・レーシングの関係者は皆、ハイセンスをチームに迎えることができて喜んでいる。同社の革新や技術開発に対するアプローチには強い印象を受けており、今後、シーズンが進むにつれ両者の提携関係が深まることを期待している」と述べた。
今回の提携によってハイセンスの最先端家電製品がコースやファクトリーで同チームに提供されることになる。
ハイセンスは中国ではトップのテレビメーカーであり、過去11年連続してそのポジションを維持している。今回の提携に関するハイセンスの狙いは世界における現在の知名度を一歩高め、3位にランクさせることにある。ハイセンスは2017年に、海外市場における総収入を75億米ドルに引き上げることを目標にしている。