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世界的なスマートマニュファクチャリング報告書により、今や経済状況に次いでサイバーセキュリティが主な外部懸念事項であることが明らかに
ミルウォーキー, 2025年8月13日 /PRNewswire/ -- 産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、毎年行なっている「スマートマニュファクチャリング報告書」の第10回目の調査結果からサイバーセキュリティに関する結果を発表しました。
この報告書では、製造業が発展している17カ国の1,500社以上の主要製造メーカから洞察を引き出しており、サイバーセキュリティがビジネスの中心的課題となっていることが反映されています。回答者の1/3が、情報技術(IT)および制御技術(OT)のサイバーセキュリティの直接的な担当者です。
製造メーカがスマートな運用を進めるにつれて、ITとOTの統合によって、サイバー攻撃のリスクが高まっています。この報告書には、製造メーカがこれらのリスクを管理して保護を強化するために人工知能(AI)を使用し始めていることが示されています。
世界的なサイバーセキュリティに関する主な調査結果は以下の通りです。
引き続き人材開発が大きな課題となっています。熟練した人材の不足、トレーニングの課題、人件費の上昇は、競争にとって依然として大きな障壁のままです。製造メーカが次世代の人材を採用する中で、サイバーセキュリティおよび分析的スキルも採用の優先事項になっており、技術革新と人材開発を合わせて行なう必要性が高まっています。
ロックウェル・オートメーションのバイスプレジデント兼最高情報セキュリティ責任者であるスティーブン・フォードは、次のように述べています。「サイバーセキュリティはもはや単なるテクノロジの問題ではなく、経営課題となっています。ITとOTの接続性が高まるにつれて、攻撃対象領域が拡大しています。当社の最新の調査で、今やサイバーリスクが製造業の成長に対する最大の脅威の1つであることを目の当たりにしました。時代遅れのツールでは、未来の企業を守ることはできません。AIは最新のセキュリティスタックに不可欠な要素であり、製造メーカは脅威をリアルタイムで検出し、生産性を維持し、ますます攻撃的になる脅威の状況で先手を打つことができるようになります。」
フォードは続けて、「サイバーセキュリティはビジネスのイネーブラになっています。もはや脅威を防ぐことだけでなく、自信を持ってトランスフォーメーションできることなのです。最も先進的な製造メーカは、進化するリスクに先手を打つためにAIなどの高度なテクノロジを積極的に活用しています」と述べています。
報告書の全文は、こちらをご覧ください。
調査方法
ロックウェル・オートメーションの第10回スマートマニュファクチャリング報告書は、ロックウェル・オートメーションと調査会社であるSapio Research社が共同で実施し、製造業が発展している上位17カ国の1,560社を対象に、管理者から経営幹部の役職にある回答者から頂いた意見を分析しました。調査対象は、消費財(CPG)、食品&飲料、自動車、半導体、エネルギー、ライフサイエンスなどのさまざまな業界で、収益が1億米ドルから300億米ドル以上の規模までバランスよく分散されており、製造業に関する幅広い視点を提供しています。このリリースで参照されているデータおよび統計は、生の調査データを情報源としているため、報告書自体には含まれない場合があることに注意してください。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、2024年度末現在約27,000名の社員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2487262/Rockwell_Automation_Logo.jpg?p=medium600
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/2487262/Rockwell_Automation_Logo.jpg?p=medium600