上海、2025年6月17日 /PRNewswire/ -- Huawei Digital PowerはSchneiTecと協力し、カンボジア初のTÜV SÜD認定のグリッド形成エネルギー貯蔵プロジェクトの立ち上げに成功しました。これにより、同国の持続可能なエネルギーへの転換は大きな節目を迎えたことになります。SchneiTecは、この地域の大手エネルギー・ソリューション・プロバイダーとして、カンボジア最大の太陽光発電所を開発した実績を有しています。
新たに完成したこの12MWhのエネルギー貯蔵プロジェクトには、HuaweiのSmart String Grid-Forming ESSテクノロジーを検証するための専用2MWhテストベッドが含まれています。このシステムは、間欠的な再生可能エネルギー源のシームレスな統合を促進することで、オフグリッドの環境でも弱グリッドの環境でも電力網を安定させる優れた性能を実証しました。TÜV SÜDから権威ある認証を受けたこのプロジェクトは、カンボジア初のグリッド形成ESSの導入事例であり、将来の容量拡大と大規模エネルギー・インフラストラクチャ開発に向けた強固な基盤を築くものとなります。
このプロジェクトは、TÜV SÜD、SchneiTec、Huawei Digital Powerによって共同でテストされました。エネルギー技術の試験と認証における厳格な基準で世界的に有名なTÜV SÜDが、慣性応答、高/低電圧ライドスルー、周波数サポート、過負荷性能など、HuaweiのSmart String Grid-Forming ESSの主要な技術的機能を検証しました。
試験における注目すべき結果:
Huaweiのグリッド形成ESSテクノロジーに対する今回の独立検証は、IEC、中国国家標準、英国のGrid Code、ドイツのVDE規格などの国際規格に完全に準拠しており、同システムとしては初となる海外現地検証となりました。
TÜV SÜD認証の取得は、Huaweiのグリッド形成ESSテクノロジーがエネルギー管理とグリッド安定性に関する世界的に認められたベンチマークを満たしていることを証明するものです。この画期的な出来事は、Huawei Digital Powerの技術開発の道のりにおける大きな成果であるだけでなく、エネルギー分野のイノベーションの進化における画期的な瞬間でもあります。
Huawei Digital PowerとSchneiTecの協力が成功裏に終わったことは、カンボジアの再生可能エネルギーへの移行にとって大きな前進です。カンボジアの再生可能エネルギー・ロードマップが進展する中、Huawei Digital Powerはイノベーションを推進し続け、持続可能な電力に対する同国の需要の高まりに応えるために安定性・拡張性・信頼性の高いソリューションを提供し、同国のエネルギー・インフラストラクチャの発展を支援していきます。
