北京, 2024年6月20日 /PRNewswire/ -- 中国交通建設社(China Communications Construction Company)が、建設中のマレーシアで、「一帯一路」構想の「メガレール」プロジェクトである東海岸鉄道リンク(East Coast Rail Link(ECRL))の建設を本格化しています。
3月に60%が完成したこのプロジェクト完了後は、東海岸の低開発地域と西海岸の経済の中心地を接続することにより、マレーシアの接続性を大幅に向上させ、よりバランスの取れた成長を達成できることが期待されています。
中国の李強(Li Qiang)首相は水曜日、マレーシアのAnwar Ibrahim首相と会談し、中国はマレーシアと共同で東海岸鉄道リンク(East Coast Rail Link(ECRL))や「Two Countries, Twin Parks」(二国双公園)プロジェクトなど主要プロジェクトの建設を着実に進める用意があると述べました。李首相は、6月18日から20日までマレーシアを公式訪問しています。
友好、誠意、互恵、インクルージョンを特徴とする中国のパートナーシップモデルは、東南アジアにおける多国間協力のテーブルにもたらされた新鮮な選択肢となることが確実視されています。BRIアジア太平洋コーカスの会長でマレーシアのOng Tee Keat元運輸大臣は、発生した配当は、マレーシアが主要な受益者の1つである地域で、BRIが勝利を収めるための追い風に変換されたと、水曜日に発表された記事に記載されています。
中国は15年連続でマレーシアの最大の貿易相手国であり、マレーシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)において中国にとって第2位の貿易相手国です。
昨年、中国の習近平国家主席とアンワル首相は、未来を共有する中国・マレーシア共同体を共同で構築することについて重要な合意に達しました。
李首相の訪問中、中国とマレーシアは、未来を共有する中国・マレーシア共同体の構築を加速し、緊密なハイレベル交流を維持し、各分野で協力を深めることで合意しました。また、双方は、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の質の高い実施を推進し、中国・ASEAN自由貿易圏バージョン3.0の交渉を可能な限り早期に妥結させることで一致しました。
人と人との絆の強化
今年は中国とマレーシアの外交関係樹立50周年であり、「中国・マレーシア友好年」にあたります。過去50年間にわたり、中国とマレーシアは人的交流を強めてきました。
2023年にはマレーシアに約140万人の中国人観光客が訪れており、この中国人観光客は同国へのインバウンド観光客グループで上位6位に上がっています。最近の「ビザなし渡航免除」により、人的交流が大幅に促進されました。「中国から500万人以上の観光客が訪れることに対して前向きに対応しています。」とマレーシア政府観光局のマノハラン・ペリアサミー局長は4月に述べました。
訪問中、李首相は、両国の文化、観光、教育などの分野で人的交流や文化交流を深めるとともに両国の若者間や地方レベルで一層の人的交流を促進するよう呼びかけました。