青島(中国) 、2024年6月6日 /PRNewswire/ -- [2024年6月1日Chengda International Mediaより]外国メディアによる青島訪問の取材ツアー「Hi, Shandong-中国での成功 活力溢れる青島」が5月27日から29日までの3日間、山東省の青島市で行われた。カンボジア、パキスタン、ロシア、韓国、シリアなど各国のメディアから総勢8人の記者が参加した。
参加した記者の関心の多くは、青島市が取り組む「更新建設(古くなった市街地の再開発プロジェクト)」、「美しく住みやすく働きやすい街づくり」、「新質生産力(新たな質の生産力)」の3点について集中した。
これに応える形で青島市も、これまでに他都市に先駆け積極的に推し進めてきた同市の対外開放政策とその実績、伝統的な産業や歴史の魅力を十分にPRした。
実際に、外国メディアの記者たちは、青島市の市街地中山路にある歴史街区「劈柴院(Pi Chai Yuan)」や「三江里(San Jiang Li)」を見学しながら、百年以上の歴史を持つ街並みの独特な魅力に触れた。
郊外へも足を運び、崂山区にある「崂山曉陽春(Xiao yang chun)茶博物館」を訪れ、「江北第一銘茶」と呼ばれるお茶を味わいながら、同地区で育まれた茶文化を学んだ。さらに、崂山区の村「王哥庄(Wang Ge Zhuang)曉望(Xiao Wang)」にある民宿に泊り、地元の生活を体験した。
「新質生産力(新たな質の生産力)」、対外開放政策と産業に関連し、2022年にオープンしたばかりの上合示範区にある博覧センター「上合之珠国際博覧中心」への見学、測定用ハードウェアおよびソフトウェアを開発、提供する多国籍企業「ヘキサゴン(HEXAGON・海克斯康)」のスマート産業パークの視察、現代バイオ技術の発展とその応用を行う食料品メーカー「海澤特(Haizete)生物会社」への訪問を行った。
続けて、山東省にある「莱西(Laixi)」への訪問も行い、民間に伝わる無形文化遺産の継承者への訪問を行い、1000年以上にわたって受け継がれてきた中国の伝統文化にも触れた。
3日間の取材を通じて、外国メディアの記者たちは、「自分たちが実際に訪れ、触れ、聞いたことを文と映像で記録した。それを母国の友人たちに伝え、多くの人が青島を知り、実際に青島へ足を運んでほしい」と話し、「活力溢れる海洋都市であり、住みやすい国際都市でもある青島市の独特な魅力を味わってもらいたい」と続けた。
今回の取材ツアーは青島市委宣伝部とCRI Online山東チャンネルが共同で主催した。青島市の持つ歴史と活力を通じて、その魅力を世界へ伝えることを目的のひとつとしている。