【サンタルジア(ブラジル)2024年4月9日PR Newswire=共同通信JBN】トリナ・ソーラー(Trina Solar)の事業部門であるTrinaTrackerは、ブラジル最大級の太陽光発電所である520MW(メガワット)のSanta Luzia Complex(サンタルジア・コンプレックス)への貢献を発表しました。現在、試運転中の同発電所は、SuperTrack Smart Tracking Algorithm(スーパートラック・スマート・トラッキング・アルゴリズム)を組み込んだVanguard 1Pトラッカーが全面的に装備されています。
TrinaTrackerは昨年、1700ヘクタール以上をカバーし、9つのコンポーネントで構成される同プロジェクトへの供給を開始しました。送電網に接続されれば、地元の約12万3000世帯に電力を供給し、CO2排出量を38万トン削減します。同プロジェクトは、建設期間中に1000人近い地域雇用を創出しており、完成後には経済的、環境的、社会的利益がもたらされ、地域の持続可能な開発を促進します。
Santa Luzia Complexは、半乾燥で不規則な地形の非常に厳しい地域に位置しており、卓越したエネルギー収量、信頼性、費用効率によりVanguard 1Pトラッカーを使用しています。構造と駆動システムに特許技術を採用したこのトラッカーは、悪天候でも安全な運転を保証します。現在、TrinaTrackerはブラジルの顧客から1GWを超えるVanguard 1Pの注文を確保しています。
さらにSuperTrackは、Smart Backtracking Algorithmを特許取得済みのMini-Shading Model(ミニシェーディングモデル)技術と統合し、3D地形データに基づくリアルタイムのパラメーター最適化を実現しています。これにより、エネルギー収量は従来のシステムと比較して少なくとも3%増加し、発電の潜在力が最大化されます。同発電所は、このスマート・トラッキング・システムから大きな恩恵を受け、厳しい地域での効率的な発電を保証し、発電所全体の効率を向上させます。
TrinaTracker Latin Americaの責任者Marcus Fabrino氏は「Rio Alto Groupがトリナを信頼し、ブラジル最大級の太陽光発電プロジェクトに協力してくれたことに心から感謝します。このプロジェクトは、クリーンエネルギーと持続可能な開発に対するブラジルのコミットメントに強く合致するものです」と述べました。
Trina Solar Latin AmericaのAlvaro Garcia-Maltras社長は、サンタルジア発電所は再生可能エネルギーの進歩の代表的な例であると述べました。同発電所は気候危機に対処し、経済成長を促進し、地域の雇用機会を創出するものであり、同社長は「このプロジェクトは、トリナ・ソーラーとRio Alto Groupの間の信頼とパートナーシップの重要性を強調し、太陽光発電ソリューションが私たちをより環境に優しく持続可能な未来に向けてどのように動かしていくかを示しています」と述べました。
トリナ・ソーラーは顧客価値、製品提供のアップグレード、先端技術にコミットしており、価値の高いソリューションを世界中で提供します。