【バルセロナ(スペイン)2024年2月28日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)はMWC Barcelona 2024で、インテリジェント時代向けに設計されたData Center Interconnect(DCI)の新プラットフォームHuawei OptiXtrans DC908 Proを発表しました。この革新的なプラットフォームは、データセンター(DC)間の効率的で安全かつ安定したデータ伝送を実現し、DCIネットワークの新たな標準を打ち立てます。
AIがさまざまなサービスシーンで普及し続けるにつれ、基盤モデルへの要求が強まり、データ量が爆発的に増加しています。DCは今やペタバイト・レベルで運用され、DCIネットワークは単波長100 Gbit/sから単波長Tbit/sへと進化しています。
インテリジェント時代の大容量データ伝送がもたらす課題に対応するため、ファーウェイは次世代DCIプラットフォームHuawei OptiXtrans DC908 Proを導入します。DC908 Proは前モデルと比較して、より高い帯域幅、信頼性、インテリジェンスを提供します。
Huawei OptiXtrans DC908 Proの主な特徴は以下の通り:
*より高い帯域幅:DC908 Proは、業界平均の3倍に相当する240kmまでの単波長1.2Tbit/sをサポートします。業界最大である1ファイバーで96 Tbit/sの容量を有し、C120+L120統合ROADMシステムにより、機器室の占有面積と消費電力を半減します。さらに、DC908 Proの1スロット・クロスコネクト容量は2.4 Tbit/sで、3.2 Tbit/sまでスムーズに拡張できます。
*より高い信頼性:リンクジッターに起因する金融取引の障害という課題に対応するため、DC908 Proは画期的なStorage-Optical Connection Coordination(SOCC)ソリューションを搭載し、99.999%の信頼性を達成し、サービスの安全性と継続性を確保します。
*より高いインテリジェンス:ITベースの簡易導入、NMS不要の導入、ワンクリックでのサービス・プロビジョニングをサポートするDC908 Proは、専門的なスキルを必要としません。インテリジェントなファイバー管理、同軸ケーブル検出、サブヘルス・ステータス検出機能により、ファイバー障害の特定効率が向上します。さらに、業界初のOTDRトランジェント中断検出機能に基づき、ファイバーの断続的な断線/ジッター障害をミリ秒単位で特定できるため、ケーブル品質問題のトラブルシューティング効率が大幅に向上します。
Huawei OptiXtrans DC908 Proは、世界の光ネットワーク分野で有名なメディアであるLightwaveが発表したLightwave Innovation ReviewsのDCIプラットフォーム賞を受賞しました。
ソース:Huawei