伝統的な広東料理に、国際的なスポットライトを当てた功績を評価
ロンドン, 2024年2月19日 /PRNewswire/ -- Asia's Best 50 Restaurantsでは毎年授賞式に先立ち、部門賞を発表していますが、このたび本年度の「Icon Award (アイコン賞)」の受賞者が、香港を拠点に活躍するシェフ兼レストランオーナー、Danny Yip(ダニー・イップ氏)に決定しました。計318名から構成されるAsia's 50 Best Restaurants Academy(アジアのベスト50レストランアカデミー)の投票によって決定されるこの賞は、ガストロミー業界における、国際的に認められるべき顕著な貢献を行い、自らのプラットフォームを通じて、業界全体の認知向上とポジティブな変化を推進しているシェフに授与されるものです。
今回は、広東料理に対する国際的な認識の変化をもたらしたという、イップ氏の業績が評価されての受賞となりました。彼のリーダーシップの下、香港のザ チェアマンは、2021 年にアジアのAsia's 50 Best Restaurants(アジアのベスト50レストラン)中華料理レストランとして初めて第No.1に輝きました。また、同レストランは同年、The World's 50 Best Restaurants のリストでも初めてトップ10入りを果たしています。
2009年に開業した「The Chairman(ザ・チェアマン)」は、中華料理が有する優位性に敬意を払い、その伝統を再構築しつつ、ファインダイニングとしての中華料理という分野を常に開拓しつづける姿勢が高い評価を獲得しています。「ザ・チェアマン」では、地元の食材を最大限に活用するというイップ氏の揺るがぬ献身と、シンプルさと新鮮さに焦点を据えた食体験が楽しめます。元漁師達たちから構成される、自らのチームが、地元の市場から新鮮な魚介類を毎日仕入れ、香港の老舗食材店、「Shu Kee(樹記)」から最高の豆腐皮を入荷するなど、彼の取り組みは徹底しています。香港郊外には、レストランで使用する肉を熟成させ、野菜を漬けるための小規模な有機農園も保有しています。
「イップ氏は、自らの料理技巧を鍛錬し続けながら、伝統を尊重しつつ、革新も取り入れるその姿勢から、美食界に新鮮な風を吹き込み続ける存在となっています。「The Chairman(ザ・チェアマン)」を率いてきた彼と彼のチームは過去14年間にわたり、本物の広東料理の魅力の体現者であり続けています。レストランはもちろん、イップ氏はまさに美食業界におけるアイコンなのです。」Asia's 50 Best Restaurants(アジアのベスト50レストラン)のコンテンツ・ディレクター、William Drew(ウィリアム・ドリュー)のコメント)
「この賞は絶大なる栄誉です。モチベーションにもなりますし、将来的に達成可能な、より高度なゴールを常に意識させてくれるでしょう。一人ではできることはほんのわずかですが、一緒になればできることはたくさんあります。」(ダニー・イップ氏のコメント)
本年度S.Pellegrino(サンペレグリノ) & Acqua Panna(アクアパンナ)が冠スポンサーを務めるアジアのベスト50レストラン授賞式は3月26日にソウル韓国のグランド・インターコンチネンタル・ソウル・パルナスで開催されます。
▽メディアセンター: https://mediacentre.theworlds50best.com/
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2342457/50_Best.jpg?p=medium600
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/2336441/50_Best_Logo_2024.jpg?p=medium600