【ブリスベーン(オーストラリア)2014年8月21日PRN】
*ファーウェイがGlobal Power Industry Summitでスマートグリッド向けの最新ICTソリューションを展示
情報通信技術(ICT)ソリューションプロバイダーとして世界大手のファーウェイ(Huawei、華為技術)は8月21、22の両日、オーストラリアのブリスベーンで第2回Global Power Industry Summit(世界電力業界サミット)を開催した。「Innovative ICT Empowers Better Connected Smart Grids(革新的なICTがより優れたコネクティッド・スマートグリッドを推進する)」をテーマに掲げたイベントには、世界中の電力会社、関連業界組織、大学の代表者が集まり、コネクティッド・スマートグリッド構築の知見と成功事例について意見交換するとともに、電力業界の将来動向を探った。
イベントでは、基調プレゼンテーション、円卓会議形式のセッションが行われ、「Future Electricity Needs a Better Connected Smart Grids(将来の電力はより優れたコネクティッド・スマートグリッドを必要とする)」をテーマとした最初の基調セッションでオーストラリアの電力会社とエチオピア電力公社の幹部が洞察力に富んだプレゼンテーションを行い、スマートグリッドを活用して応答時間の向上と、電力網向けにITとOT(Operation Technology)を統合したことを説明した。
ファーウェイとInternational Data Corporation(IDC)はイベントの一環として「Innovative ICT Empower a Better Connected Smartgrid」と題する共同報告も発表、IDCの上級アナリスト、クリストファー・ホーム氏はより優れたコネクティッド・スマートグリッド構築における革新的なICTの役割について説明した。
Huawei Enterprise Business Groupのマーケティング・ソリューション事業担当プレジデントであるデービッド・ホー氏は「より優れたコネクティッド・スマートグリッドは主に4つの機能がある。まず、再生可能エネルギー資源との双方向性と互換性があるべきであり、そのためには電力消費需要を制御できるように電気料金を調整することが可能な優れたスマート・ディスパッチが必要となる。同時に、ITとOTは電力網の統合を目指して今後は統合されるが、この機能には1つの前提条件がある。それは堅固で自己回復作用があることである。より優れたスマートグリッドは完全にコネクティッドな電力網であり、常時あらゆる地点に電力を供給し、電力を最大限活用する」と語った。
ファーウェイはより優れたスマートグリッド向けの4つの革新的なICTをイベントで展示した。
*Power Transmission Communications Solution(送電通信ソリューション):強力で信頼できるバックボーン送電で、単一のネットはすべての業務を伝送する。
*Power Distribution Automation Solution & AMI Solution(配電自動ソリューション&高度メータリング・インフラストラクチャー):有線&無線によるアジャイル・アクセスで、すべてのシナリオ要件を満たす。
*Network Intelligence Protection System(ネットワーク・インテリジェンス防御システム):セキュアでスムーズな運用を保証する。
*Distributed Cloud DC(分散クラウド・データーセンター):柔軟性があり効率的な分散クラウドDCが揺るぎない基礎を構築する。
現在、ファーウェイのICT製品とソリューションは世界中の160以上の電力会社に導入されており、同社は商用eLTEベース配電ソリューションの展開ではリーダー企業である。同社のPower Transmission Communications Solutionは中国、東南アジア、中東、北米、欧州に展開されている。
今回のSummitに関する詳細はウェブサイトhttp://enterprise.huawei.com/topic/2014powersummit/index.html を参照。
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ファーウェイは通信を通じて生活を充実させるというビジョンを持つ、世界をリードする情報通信技術(ICT)ソリューションプロバイダーである。
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ソース:Huawei