【常州(中国)2023年12月7日PR Newswire=共同通信JBN】トリナ・ソーラー(Trina Solar)が提供するモジュールを備えた高所太陽光発電・蓄電所が11月、送電網に接続されました。このプロジェクトは2期に分かれており、総設備容量は200メガワットです。年間3億4000万キロワット時を発電し、採掘される石炭は10万2300トン削減し、CO2排出量を年間28万800トン削減する見込みです。
高所太陽光発電・蓄電所の第1期は全部トリナ・ソーラーのモジュールを採用し、安定稼働実績により信頼性が評価され、第2期では88MWのVertex N 700W超高出力モジュールが採用されました。
高所太陽光発電・蓄電所は激しい温度差と強風にさらされます。そのため、PVモジュールの信頼性と発電性能は、安定稼働を確保するために最も重要です。慎重に検討した結果、同発電・蓄電所の事業者はトリナ・ソーラーのVertex N 700Wモジュールを選びました。
210R/210mm角太陽電池セル技術と最先端のN型i-TOPConセル技術に基づいたVertex N 700Wモジュールは、高出力、高効率、高信頼性、高エネルギー収率、低LCOEを備え、BOSをさらに低減できるため、地上設置型太陽光発電などにおすすめです。さらに、Vertex N 700Wシリーズモジュールは、5月にRETCの拡張信頼性試験に合格し、優れた性能が実証されました。高緯度でもVertex N 700Wシリーズモジュールは品質を維持して高い顧客価値を提供できます。
この高所発電・蓄電所は、特定の地域における季節的な電力不足の問題を解決するだけでなく、経済的、社会的、環境的に大きな利益をもたらします。10月末までに、高所発電・蓄電所の建設は農民や牧畜民に約1200の雇用機会を創出し、彼らの収入を大幅に増やすことができ、地域経済を活性化させました。同高所発電・蓄電所は草の成長を促進するだけでなく、モジュールで砂嵐を防ぐことで自然環境を保全し、生態系の好循環を生み出し、土地資源を有効活用します。
プロジェクトの責任者は「トリナ・ソーラーと再び協力できることを嬉しく思います。このプロジェクトは、高い標高、タイトなスケジュール、短い納期といった大きな課題に直面しています。トリナ・ソーラーは柔軟にご対応いただき、多数の困難を克服し、予定通り納品を行うことにより建設の進捗を確実に進めることができました」と述べました。
太陽光発電業界のパイオニアであるトリナ・ソーラーは、「太陽エネルギーをすべての人に」という使命を果たすべく、断固とした姿勢で取り組んでいます。同社は今後も顧客やパートナーと協力し、中国の脱炭素政策「3060ダブルカーボン」目標の達成と農村経済の活性化に貢献してまいります。