【ジャカルタ(インドネシア)2023年12月6日PR Newswire=共同通信JBN】PT Bank Rakyat Indonesia(BRI)Persero Tbk.(IDX: BBRI)は、2023年末を前にして、目覚しい財務実績の達成に自信を深めています。BRIの Sunarsoプレジデントディレクターは、インドネシアのジャカルタで開催されたPublic Expose Live 2023(2023年公開会見ライブ)でこうした楽観的な見通しを明らかにしました。
この会見はIndonesia Central Securities Depository(インドネシア証券中央保管機関)とIndonesia Clearing and Guarantee Corporation(インドネシア決済・保証公社)の協力を得て、Indonesia Stock Exchange(インドネシア証券取引所)が主催し、BRIの Catur Budi Hartoバイスプレジデントディレクター、BRIのAgus Sudiartoディレクター(リスク管理担当)、A. Solichin Lutfiyantoディレクター(コンプライアンス担当)が出席しました。
BRIの資産は前年比9.93%増の1851兆9700億インドネシアルピアに、利益は前年比12.47%増の44兆2100億インドネシアルピアに成長しました。Sunarso氏は「BRI Groupの融資ポートフォリオは前年比12.53%増の1250兆7200億インドネシアルピアとなって目標を突破し、これは2023年いっぱい継続すると見込まれています。零細・中小企業(MSME)向け融資は2023年第3四半期に11.01%増の1038兆9000億インドネシアルピアとなり、BRIの融資ポートフォリオの83.06%を占めました」と述べました。
さらに BRIは融資を管理して不良債権(NPL)が3.09%から3.07%へと改善し、カバレッジは228.65%と強固になりました。第3者による回収は1290兆2900億インドネシアルピアに達し、前年比13.21%増となり、これは主に低コスト資金(63.64%の821兆1400億インドネシアルピア)によるものです。低コスト資金とデジタル化の重視により効率が向上し、これはOER(68.36%から68.07%へ)、CIR(42.55%から41.28%へ)などの比率の改善に反映されています。BRIの持続可能な成長は、強固な流動性と資金によって支えられ、バランスの取れたLDR(預貸率)(87.76%)とCAR(自己資本比率)(27.48%)を維持しました。
持続可能な成長戦略は、Permodalan Nasional Madani (PNM) とPegadaianと協力したUltra Micro (UMi) Holdingを通じた支援プログラムと新たな成長源をも含んでいます。2年間でUMi Holdingは3730万人を超す顧客を統合し、前年比17.3%の成長となりました。融資残高は前年比9.5%増の614兆9000億インドネシアルピアに達しました。
BRIの持続可能な融資への取り組みは、持続可能な事業活動への貸出額が750兆9000億インドネシアルピアとなり、前年比11.9%も増加して全融資額の66.1%を占めたことによっても明らかです。
金融包摂と金融リテラシーをさらに推進するために、BRIはSuper App BRImoを開発しました。2019年以来、BRImoは3040万人のユーザーと3兆3530億件の取引件数を獲得し、前年比60.83%の増加となりました。
Sunarso氏は「現在進めている変革と戦略の遂行により、BRIは株主に最善の運用益をもたらしながら、持続した経済的・社会的価値を生み出すことができると自信を持っています」と結びました。
BRIについての詳しい情報は www.bri.co.idをご覧ください。