【ヒューストン2023年12月4日PR Newswire=共同通信JBN】アセンド・パフォーマンス・マテリアルズ(Ascend Performance Materials)は、フロリダ州ペンサコーラのアジピン酸生産に関わる温室効果ガス(GHG)排出の98%超を削減する新たな熱還元装置(TRU)の稼働を開始しました。この新装置は、アセンドが2021年に行った新しい制御装置の追加による改善を強化するもので、この世界最大の総合ナイロン工場での温室効果ガス削減投資は総額5000万ドル以上になります。
アセンドは昨年、2030年ビジョンの一環として、スコープ1の排出量削減目標を90%に引き上げました。
アセンドのChris Johnsonサステナビリティー担当シニアディレクターは「私たちは、サステナビリティーの向上が有意義かつ長期的なものとなるよう取り組んできました。炭素融資を利用したこの追加プロジェクトは、当社がサステナビリティー目標の一環としている自主的なスコープ1削減の重要な要素です」と語っています。
TRUプロジェクトでは、強力な温室効果ガスである亜酸化窒素(N2O)を永久に破壊するハイテク技術、高温還元環境を活用しています。同プロジェクトは、調整済み流量計や連続排出監視システム(CEMS)を含む厳格なモニタリングを行っており、排出削減が国際的に認められたプロトコルに準拠していることを確認するため、第三者機関の監査を受けています。
アセンドのPhil McDivitt社長兼最高経営責任者(CEO)は「私たちはこのマイルストーン達成を非常に誇りに思うと同時に、サステナビリティーの取り組みがここで終わりではないことも認識しています。私たちは今後も自社の排出量削減だけでなく、サプライヤーにも排出量削減を働きかけていきます。排出量だけでなく、廃棄物や水の使用、安全性能の向上、成長できるキャリアづくり、アセンド・ケア財団を通じた地域社会のサポートにも引き続き取り組んでいきます」と語っています。
ペンサコーラへの投資に加え、アセンドはアラバマ州ディケーターにある施設にコジェネレーション装置を導入し、テキサス州チョコレートバイユーにある施設の電力の30%を再生可能エネルギーに切り替え、プロセスの改善と再生可能エネルギークレジットの購入を通じて、グローバルなコンパウンド事業をカーボンニュートラルにすることで、スコープ1とスコープ2の排出量を削減しました。
▽アセンド・パフォーマンス・マテリアルズについて
アセンド・パフォーマンス・マテリアルズ(Ascend Performance Materials)は、日用必需品や新技術向けの高性能材料を製造しています。当社は、イノベーションを通じた生活の質の向上とより良い明日をもたらすことに注力しています。テキサス州ヒューストンに本社を構え、上海、ブリュッセル、デトロイトに支社を置く当社は、北米、欧州、中国にグローバル製造施設を持つ完全統合型マテリアルソリューションプロバイダーです。当社が世界各地で雇用する従業員は、より安全な車両、よりクリーンなエネルギー、より優れた医療機器、よりスマートな電化製品、より長持ちするアパレルや消費財の製造に使用される設計材料、生地、繊維、化学物質を製造しています。当社は、安全性、持続可能性、包摂性と多様性、そしてお客様と地域社会の成功にコミットしています。
アセンドの詳細については、www.ascendmaterials.com をご覧ください。
▽問い合わせ先: Osama Khalifa, 832-963-1347
okhali@ascendmaterials.com
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