【深セン(中国)2023年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】中国マカオ特別行政区(中国マカオSAR)でのスマートキャンパス開発のニーズに対応するため、CTMはファーウェイ(Huawei、華為技術)およびマカオ科技大学(M.U.S.T.)と提携しました。中国マカオSARで初のスマートキャンパスプライベートネットワークを構築し、中国本土と同SARの間に初の地域横断的ソリューションを確立します。これはCTM 5Gネットワークの強力なセキュリティーを活用し、学校での科学研究に安全なモバイルネットワーク環境を提供するものです。
ファーウェイの先駆的な5G Mobile VPNソリューションを活用した5Gスマートキャンパスネットワークにより、教員や学生は5Gネットワークを介して物理的な場所に関係なく、キャンパスのイントラネットに安全かつ高速にアクセスできます。このネットワークは、データがキャンパスのプライベートネットワーク内に確実に留まることから機密データの保護が強化されます。このソリューションを使うことで学術研究が促進され、ユーザー体験も向上します。さらに、同ソリューションは国際ローミングに対応するよう拡張されており、海外にいる教員や学生もキャンパスのイントラネットにシームレスにアクセスすることができます。
また、このソリューションはMacau Science-1(澳科1号)衛星プロジェクトの科学研究もサポートします。同ソリューションは地域横断的な5Gプライベートネットワークを確立することで、地上局間における現在のデータ伝送方法の制約に対処します。スピード、セキュリティー、広帯域幅を強化し、Macau Science-1衛星プロジェクトの惑星磁場データ収集の精度と効率を高め、中国マカオSARのM.U.S.T.に所在する研究チーム、ならびに中国本土の西安と寧波にある地上局に強力なサポートを提供します。この先駆的な5Gアプリケーションは、マカオの航空宇宙研究に貢献するだけでなく、中国マカオSARが都市間の活動において傑出することも可能にします。
このプロジェクトは、中華人民共和国の工業情報省が主催する第6回「Bloom Cup」5Gアプリケーションコンテストで優勝し、世界23の国と地域から寄せられた応募の中からBest International Application Award(最優秀国際アプリケーション賞)を受賞しました。
M.U.S.T.の副学長であるTong Ka Lok博士は、「5Gスマートキャンパス」は5G技術とキャンパスインフラを組み合わせたイノベーション・プロジェクトであり、それと同時に中国マカオSARにおける5G技術の普及・導入のための革新的なデモンストレーションであると強調しました。M.U.S.T.は情報インフラへの投資を増やし続け、最新のデータセンターを設立し、大規模プラットフォームとマイクロサービスのシステムアーキテクチャーを開発し、キャンパス全体でWi-Fi 6ネットワークカバレッジを達成しました。これは「5Gスマートキャンパス」構築のための強固な基盤となるものです。
CTMのEbel Cham商業担当副社長は、5Gサービスの開始以来、CTMは同社の「Three Networks, Four Centers and One Platform(3つのネットワーク、4つのセンター、1つのプラットフォーム)」のスマートシティー総合インフラを通じて、5Gクラウドネットワーク統合の下でスマートアプリケーション・シナリオを普及させてきたと述べました。今回の提携により、中国マカオSAR全域でCTMの5Gネットワークによるキャンパスイントラネットやアプリケーションへの接続の安全性と利便性が高まります。一方、CTMは中国本土、中国マカオSAR、中国香港SAR内のイントラネットおよびキャンパスアプリケーションに接続する際の5Gデータ使用料を免除します。
ソース:Huawei