DXCとAWSは、既存の戦略的パートナーシップを次のように拡大します。
【アッシュバーン(米バージニア州), 2023年11月21日 /PRNewswire/ -- 共同通信JBN】Fortune 500に名を連ねるグローバル・テクノロジー・サービス企業DXCテクノロジー(DXC Technology)(NYSE: DXC)と、Amazon Web Service Inc.(アマゾン・ウェブ・サービス)(AWS)は20日、長期にわたる関係を拡大し、顧客が最新のクラウド中心のITへの移行を加速できるよう支援すると発表しました。
両社は、DXCの最大規模のITアウトソーシング(ITO)顧客約1000社と協議し、世界をリードするクラウドへの移行を加速します。顧客のワークロードをAWSに移行することで、DXCの顧客は、最高レベルの信頼性とセキュリティーにアクセスできるとともに、ITインフラストラクチャーの運用コストを削減しながらイノベーションを促進できるようになります。その上で、大手グローバルシステムインテグレーターであるDXCは、組織全体のイノベーションと効率性を推進するためのプリファードクラウドプロバイダーとしてAWSを選択しました。
DXCのMike Salvino会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「AWSと協力して、顧客のITインフラストラクチャーをモダナイゼーションできることを誇りに思います。今回の契約拡大によって、当社と顧客は、コアエンタープライズシステムのクラウドへの移行を加速することができます。当社は、AWSの最先端の生成AI(Generative AI)、アナリティクス、コンピューティング、データベース、機械学習、ストレージテクノロジーを活用して、理想的なプラットフォームを顧客に提供し、重要なワークロードをモダナイゼーションし、拡大します。この変革の道は、DXCの運用安定性からより高いパフォーマンスへの移行にも貢献すると期待しています」
AWSのAdam Selipsky CEOは次のように述べています。「AWSとDXCは協力して、企業顧客の可能性を変え、長期的な成功に向けて準備を整えていきます。クラウドを活用する企業は、イノベーションの向上、コストの削減、新たな差別化された成長機会を生み出す能力など、即座にメリットを享受できます。AWSはDXCと提携して、1万5000人を超える専門家をAWSでトレーニングすることで、DXCのサービス提供をクラウド中心のモデルに変革することにコミットしています」
今回の複数年にわたるパートナーシップ拡大の一環として、DXCとAWSは顧客に利益をもたらす3つの重要な戦略的要素を構築します。
クラウドの移行とモダナイゼーションの加速
ますます多くの顧客がコアビジネスプラットフォームを、レガシーITアウトソーシングの典型であるオンプレミス環境から、クラウドの柔軟性、信頼性、スケーラビリティーへと転換しています。DXCとAWSは、移行メソドロジー、ソリューションアクセラレーター、大規模なクラウド移行における専門知識の統合を拡大するために協力しています。最初の移行後も、DXCとAWSは引き続き協力して、これらの顧客と関わり、顧客のモダナイゼーションのジャーニーを支援していきます。
ワークフォースの変革
AWSとDXCは、DXCのクラウドスキルの人材プールを大幅に拡大、深化させるために協力しています。両社は、ロールベースのトレーニングと学習経験を活用して、今後5年間で1万5000人のDXCプロフェッショナルを共同でトレーニングし、認定することにコミットしています。これによって、DXCはレガシーIT環境からクラウドへのワークロード移行や、複雑なITアセットの管理におけるリーダーとしての地位を確立します。顧客は、クラウドの移行とモダナイゼーションの目標をサポーとする、高度なトレーニングを受けた高度なAWS認定リソースの拡大されたプロフェッショナルグループにアクセスしできるようになります。
アセットのトランスフォーメーション
AWSとDXCは協力して、顧客が老朽化したデータセンター施設とITアセットから撤退し、AWSが提供するアジャイルでセキュア、かつ持続可能なクラウドテクノロジーを選択できるよう支援します。これにより、クラウドの導入が加速し、DXCおよびその顧客の運用コストが削減されます。DXCはまた、既存のデータセンターの一部を利害関係者に売却することも計画しています。
AWS、DXCの顧客、その関係者は、戦略的変革協定に次のように答えています。
フェラーリ(Ferrari S.p.A)のSilvia Gabrielle最高情報責任者(CIO)は次のように述べています。「これは素晴らしいニュースです。フェラーリは、DXCおよびAWSと緊密に連携して、卓越したデザインとクラフトマンシップの追求において技術的イノベーションを活用しています。両社は、当社の情報通信技術(ICT)システムの信頼性、セキュリティー、スケーラビリティーが当社のビジネスにとっていかに重要であるかを理解しています。両社は協力するのに最適なパートナーであり、私たちの進歩への意志は今後も私たちを突き動かしていきます」
ロイズ(Lloyds)のBob James最高執行責任者(COO)は次のように述べています。「当社はDXCとAWSの両社と提携し、当社のデジタルファーストトランスフォーメーションのジャーニーで支援を受け、当社は保険市場における数十年にわたる当社の経験、従業員の専門知識、テクノロジーの力を結集して、スピード、エネルギー、レジリエンスを顧客に提供できることをうれしく思います」
ベーカーヒューズ(Baker Hughes)のAnthony Krebs最高技術責任者(CTO)は次のように述べています。「世界のエネルギー需要を満たすには優れた運用が不可欠であり、ベーカーヒューズはエネルギーを最大限に前進させ、人間と地球にとって、より安全、よりクリーン、より効率的なエネルギーを実現できるよう、インフラストラクチャーの変革を継続しています。業界リーダーであるAWSとDXCの提携によって、当社は業務の最適化をさらに加速できるようになります」
IDCのRick Villarsグループバイスプレジデントは次のように述べています。「最新のIT環境は、企業が顧客とのデジタルエンゲージメントを拡大し、データを活用して意思決定を改善するために不可欠です。今回のDXCとAWSの革新的なパートナーシップは、タイムリーなモダナイゼーションを妨げる最大の障壁である、従来のインフラストラクチャーの短所、従業員のスキル不足、過度に資本集約的なコストモデルに対処します」
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースの記述のうち、歴史的事実に直接かつ限定的に関連しないものは全て「将来の見通しに関する記述」に該当します。こうした記述は現時点での期待や思い込みを表すもので、そのような記述で説明された結果が達成されることを保証するものではありません。こうした記述は、多くの仮定、リスク、不確実性、および実際の結果がこうした記述で説明されているものと大きく異なる原因となり得るその他の要因によって左右されますが、その多くは当社のコントロールの範囲外にあります。これらの要因については、DXCの2023年3月31日を終了日とする会計年度の年次報告書(Form 10-K)の「Risk Factors(リスク要因)」の項、およびその後の米証券取引委員会(SEC)提出書類の更新情報の記述をご覧ください。将来の見通しに関する記述に示されている目標や計画が達成できる、または達成される保証はなく、お読みになった方は、記述作成時点限定のそのような記述に、過度の信頼を置かないようご注意ください。当社は、法律で義務付けられている場合を除き、将来の見通しに関する記述を更新したり、その修正を公表したり、本プレスリリース発表日以降の事象や状況を報告したり、予期せぬ事象の発生を反映させたりする義務を負いません。
▽DXCテクノロジーについて
DXCテクノロジー(DXC Technology)(NYSE: DXC) は、グローバル企業がミッションクリティカルなシステムと業務を遂行し、ITの近代化、データアーキテクチャの最適化、パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドにおけるセキュリティーと拡張性を確保できるよう支援しています。世界最大規模の企業や公共機関がDXCを信頼し、各社のITアセット上で業績、競争力、顧客体験を新たなレベルに引き上げるサービスを展開しています。当社がどのように顧客や同業他社に卓越したサービスを提供しているかについての詳細は、DXC.com をご覧ください。
Sean B. Pasternak, Corporate Media Relations, +1-647-975-7326, sean.pasternak@dxc.com; John Sweeney, Investor Relations, +1-980-315-3665, john.sweeney@dxc.com