【ジャカルタ(インドネシア)10月31日PR Newswire=共同通信JBN】世界経済が大きな課題に直面しているにもかかわらず、 PT Bank Rakyat Indonesia (BRI) Persero Tbk. (IDX: BBRI) の資産は、2023年1-9月期に、9.93%増の1851兆9700億インドネシアルピアに、純利益は12.47%増の44兆2100億インドネシアルピアに、また融資額は12.53%増の1250兆7200億インドネシアルピアになりました。
BRIの融資ポートフォリオは成長し、零細中小企業向け融資が2022年第3四半期の935兆8600億インドネシアルピアから11.01%増加して2023年第3四半期には1038兆9000億インドネシアルピアとなり、現在、融資総額の83.06%を占めています。
さらに同行のESG(環境・社会・ガバナンス)規範へのコミットメントは、ESG関連融資が11.89%増加して750兆9100億インドネシアルピアとなり、融資ポートフォリオの66.1%を占めるまでになったことによって証明されています。効果的なリスク管理により、融資リスク比率は2023年第3四半期までに13.80%へと低下しました。融資の質の維持により融資コストは2023年第3四半期に2.44%まで低下し、不良債権カバレッジは228.65%となりました。
Sunarso氏は「BRIは第3者資金回収が前年同期比で13.21%増の計1290兆2900億インドネシアルピアを記録し、このうちの多くが低コスト資金からによるもので、全体の63.64%の821兆1400億インドネシアルピアでした。これはQlola、Integrating Cash Management、Trade Finance、Supply Chain Management、Foreign Exchange、Investment Services、Financial Dashboardを活用したバリューチェーンの最適化によって実現しました」と説明しています。
手数料収入は12.19%増の15兆5600億インドネシアルピアで、これを推進したのは、2980万人のユーザーがいるBRImo Super Apps取引が前年同期比66.87%増となったことです。69万8000の代理店を持ち、取引額が7.97%増の1兆400億インドネシアルピアとなったAgenBRILinkも手数料収益を押し上げました。さらにBRIのデジタルトランスフォーメーションは業務効率を向上させ、業務費収益比率は68.36%から68.07%に、費用収益比率は42.55%から41.28%に低下しました。
預貸比率は引き続き87.76%を保ち、自己資本比率は27.48%でBRIのリスク管理を強化し、金融サービスの成長と零細中小企業支援を支えています。
Sunarso氏はまた、既存顧客の向上と超零細分野の拡大という、2つの戦略を強調しました。「 Desa BRIlian」(BRIlian Village)は2843の集落を支え、「 Klasterku Hidupku」 (My Cluster, My Life)プログラムは1万8685のビジネスクラスターを支援してきました。さらに54のState-Owned Enterprise Houseは40万を上回る中小企業を支援しました。Ultra-Micro Holdingイニシアチブは3730万超の顧客を統合しました。
Sunarso氏は「持続可能な成長を重視し、インドネシアへの影響力を強めることにより、2023年は素晴らしい業績によって終了すると楽観的にみています」と話を結びました。
詳しい情報は www.bri.co.id をご覧ください。