【ジャカルタ(インドネシア)2023年10月4日PR Newswire=共同通信JBN】PT Bank Rakyat Indonesia(BRI)Persero Tbk.(IDX:BBRI)は、1年物(クーポンレート 6.10%)、2年物(クーポンレート 6.35%)、3年物(クーポンレート 6.30%)の3シリーズで6兆インドネシアルピアの2023年グリーンボンドを発行しました。今回の発行は、金融サービス庁規則 No. 60/POJK.04/2017が定める資金使途枠組みに準拠しています。
2023年Green Bonds Phase IIは、ブックビルディング期間中に2.66倍の応募超過となり、BRIは2022年の5兆ルピア発行に続き、インドネシア国内最大のグリーンボンド発行体であることが再確認されました。
グリーンボンド発行による収入は、主に再生可能エネルギー、エネルギー効率、汚染防止、環境に優しい交通、持続可能な土地利用プロジェクトを支援します。これは、BRIのグリーンエコノミーと持続可能な原則へのコミットメントを強調するもので、過去にはサステナビリティーボンド、サステナビリティー・リンクローン、中期債券、劣後債を発行しています。
調達された資金の少なくとも70%は環境に配慮した事業活動に割り当てられ、残りは中小企業向け融資に充てられます。環境に配慮した活動への資金は、2023年に満期を迎えるグリーンボンドの借り換えにも充てられます。
「BRIは、社会のあらゆる層にわたって社会福祉を育みながら、価値を生みだす能力に自信を持っています。これは、『東南アジアで最も価値ある銀行グループ』、『金融包摂の擁護者』として認知されるという当行のビジョンに沿ったものです。BRIは、環境に焦点を当てた資金活動を通じて、G20ハイレベル会合に由来する政府のイニシアチブ、特に環境管理と気候変動対策に関連するイニシアチブを引き続き、しっかりと支援していきます」と、BRIのAgus Noorsantoホールセール・機関投資ビジネス担当部長は述べました。
BRIのAchmad Royadi上級副社長(財務・グローバルサービス担当)は、この企業イニシアチブによりESG(環境、社会、ガバナンス)原則の実装におけるBRIのリーダーシップが揺るぎないものになると強調しました。「グリーンボンドの発行には個人投資家からの需要もみられ、政府の金融包摂戦略に対するBRIのコミットメントが示されました。この債券はPefindoからidAAA((トリプルA)の格付けを付与されており、比較的低いリスクを維持し、BRIが長期的な財務義務を履行する能力を裏付けています」と同氏は締めくくりました。
BRIの2023年Green Bonds Phase II発行スケジュールは以下の通りです。
1. 公募増資予定期間:2023年10月6-9日
2. 割当予定日:2023年10月10日
3. 電子債券配布予定日:2023年10月12日
4. インドネシア証券取引所への上場予定日:2023年10月13日
BRIについての詳細はwww.bri.co.id をご覧ください。