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KT Corp.が韓国で新しい5Gサービスを公開

KT Corp.
2019-02-01 18:23 1970

*KTはソウルで、世界初の5Gで動作するロボットカフェとバスを開始

*KTの黄会長は同社をインテリジェント・プラットフォームに変革

【ソウル(韓国)2019年2月1日PR Newswire=共同通信JBN】

韓国最大の通信会社KT Corporation(KRX: 030200; NYSE: KT)は、3月の次世代無線ネットワーク全面開始を控え、最新の革新的な5Gサービスを発表した。

黄昌圭会長(左)が2019年1月ダボスで開催された世界経済フォーラムでプレゼンテーションを行った。右上が世界初の5Gで動作するカフェ、右下が最初の5G動作のバス
黄昌圭会長(左)が2019年1月ダボスで開催された世界経済フォーラムでプレゼンテーションを行った。右上が世界初の5Gで動作するカフェ、右下が最初の5G動作のバス

KTは先月ソウルで、5Gモバイルネットワークを使用した世界初のロボットカフェをオープンした。5Gで動作するカフェは、同社が12月ソウルのランドマークであるロッテワールドタワーに同社初の5G加入者としてAI装備の案内ロボットLotaを導入したのを受けてオープンした。

韓国の通信リーダーKTは、さまざまな企業間(B2B)オペレーターとともに、インテリジェントなマシンを使用する新規ビジネスに参入している。いわゆる第4次産業革命をリードするため、KTの黄昌圭会長は、同社を新しい5G時代のイノベーション向けのインテリジェント・プラットフォームに変革しつつある。

黄昌圭会長は先週、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次会合で「韓国は新しい5G世界をリードしている。新しい5Gネットワークの超コネクティビティーおよび超低レイテンシーは韓国だけでなく世界中の人間の福祉に大きく貢献する」と語った。

5Gネットワークの超コネクティビティーは第4次産業革命の恩恵を実現するうえでの1つのマイルストーンになる。このネットワークの超低レイテンシーは自動運転、遠隔治療など新しい文明の利器を約束する。

今月初め、KTはソウル中心街で行われたプロモーションイベントで世界初の5Gバスを公開した。5G接続のリムジンバスで、乗客は同社のGiGA Live TVで利用可能なさまざまな拡張現実(AR)と仮想現実(VR)サービスを体験した。

GiGA Live TVは無線ネットワークを利用した次世代サービスで、スマートフォンなど別の端末を必要としない。バスの乗客はGiGA Live TVの高品質なイマーシブ・メディアサービスを体験できた。これは近接するバス停留所からの信号を受信する5Gモバイルホットスポット(MHS)を通じて利用可能である。

1月27日、KTは同社の高解像度IPTVシリーズOlleh TVで、2万5000人以上のファンが集まったKポップグループWanna Oneの最新コンサートの生中継に成功した。放送は5Gネットワークを使用し、セットトップボックスとモバイルデバイスを通じて提供された。

ダボスのフォーラムで、黄会長は世界中に伝染病が蔓延することを防止する革新的な方法も発表した。これは災害・安全管理のためのKTの次世代プラットフォームSKYSHIPによる開発途上国への医薬品ないしはワクチンの輸送を含んでいる。

KTは昨年7月、特別な航空機とモバイル通信センターを運用してドローンおよびロボットをリモートコントロールするSKYSHIPプラットフォームを公開した。SKYSHIPは災害時の生存者の重要な捜索・救助活動を遂行するために発売された。救助隊はVRグラスを使って、緊急治療を行う近隣病院の医療スタッフと通信できる。

SKYSHIPの新しい医療提供システムはKTのGlobal Epidemic Prevention Platform(GEPP)とともに、潜在的な発症と感染を抑制する。さらに、KTの技術は収集したローミングデータを含むロケーションベース情報を分析し、顧客が伝染病予防の方法と新しい疾病監視システムを開発する方法を指導することができる。

GEPPは世界規模のイニシアチブであり、新しい技術によって病気の蔓延と戦う。アフリカなどの人々の健康と安全を守ることを支援するため、KTはケニアで地元パートナーのSafaricomおよび保健機関とともにGEPPを構築する。

KTは2018年平昌冬季五輪で世界初の5G試験サービスの実証に成功した。同社は昨年12月、5Gネットワーク商用スタートを記念する歴史的な式典を開催した。全面的な正式開始は3月になる。

KTは昨年11月、同社の5Gネットワークの第1段階を展開した。新しいサービスは韓国で最も人口の多いソウル大都市圏、ソウル以外の主要都市、済州島、鬱陵島、竹島(韓国名、独島)を含む隔絶された地域で開始された。

韓国のトップ通信リーダーのKTは全国的な5Gネットワークを24の主要都市をはじめ、高速道路、地下鉄、高速鉄道などの主要交通路線、大規模な大学、近隣ショッピングエリアに拡大する計画である。この新しいネットワークはKTの最先端ネットワーク技術によってシームレスな5Gカバレッジを提供する。

KTは5つの主要分野の開発に注力する。それは、スマートシティー、スマートファクトリー、コネクテッドカー、5Gメディア、5Gクラウドである。モバイルユーザーに革新的なサービスを提供するため、同社は、サムソン電子、Hyundai Mobis、Posco、インテル、エリクソン、NVIDIA、クアルコムなど、韓国をはじめ世界中のパートナーと協力している。

KTは世界のテクノロジーリーダーを目指し、世界の国々と同社の5G経験を共有している。同社の知見は次世代の無線コネクティビティーの商用化を加速すると同社は確信している。

KT Economic and Management Research Institute(KT EMRI)のリポートによると、韓国の商用5Gネットワークは2025年には、同国の国内総生産(GDP)の1.5%に相当する、少なくとも30兆3000億ウォンの社会経済価値を生み出すと予測されている。このリポートは、2030年には同国GDPの2.1%に相当する、少なくとも47兆8000億ウォンに増加すると予測している。

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詳細は英語ウェブサイトhttps://corp.kt.com/eng/ を参照。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190131/2362160-1

ソース: KT Corp.
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