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China Mobile International Limitedのシンガポールデータセンターの起工式

China Mobile International Limited
2018-07-04 10:27 2765

【シンガポール2018年7月4日PR Newswire=共同通信JBN】
*アジア太平洋地域から世界への高速接続を実現
*2019年5月完工予定

China Mobile International Limited(CMI)は、シンガポールデータセンター開設に向け建設開始の式典を行った。在シンガポール中国大使館三等書記官のワン・ユンウェイ氏、シンガポールの情報通信・メディア開発庁ディレクターのコー・ウィー・サイン氏、シンガポール経済開発委員会の情報通信・メディア責任者のナジア・ラムリー氏、China Construction (South Pacific) Development Co Pte Ltd.のマネジングディレクターのチアン・リアンジョン氏、およびChina Mobile internationalの会長兼最高経営責任者(CEO)リ・フェン氏が、この重要な歴史的瞬間を目撃するためにこの建設開始式に出席した。

China Mobile International Limitedのシンガポールデータセンターの起工式
China Mobile International Limitedのシンガポールデータセンターの起工式

シンガポールデータセンターは、香港グローバルネットワークセンター(Hong Kong Global Network Center、GNC)に次いでアジア太平洋地域で2番目の自社建設のデータセンターとなり、中国本土以外では最も重要なネットワークハブの1つとなる予定だ。CMIは現在、3つのアジア太平洋海底ケーブルシステムであるSJC、APG、SJC2のほか、シンガポールにつながる予定のアジアから欧州へのケーブルシステムSMW5のリソースを保有している。CMIは引き続きシンガポールへの海底ケーブルシステムへの投資を拡大し、アジア太平洋、東欧、米州、オセアニアをつなぐ少なくとも4つの新たな海底ケーブルプロジェクトを計画している。シンガポールに設置されるCMIのデータセンターは、その他の海外のデータセンターと連携協力して、その広範なグローバルネットワークのリソースとともに、IPLC、IPトランジット、音声、ローミング、クラウドコンピューティング、その他のワンストップ通信ソリューションなどの高速接続サービスを世界の顧客やパートナーに提供する。

シンガポールのダチェン工業団地に位置するCMIの最新のデータセンターは、総面積7330平方メートル、建築面積1万5174平方メートルで、総計2100のラックを備える。このデータセンターは、低エネルギー消費バッテリー、モジュール式UPS装置、DCおよびAC電源、CRAC冷却システムと水冷システムをサポートする2重配管設計などの最先端のハイテク施設を装備する予定。同データセンターは、国際的なTier III+データセンターの基準に準拠して設計、運用され、高い効率、能力、拡張性を達成し、世界クラスの国際通信ハブとなる。

CMIのリ・フェン会長兼CEOは「シンガポールは世界の経済、金融、海運の中心地である。また、『一帯一路』構想の重要な支点でもある。CMI初の海外データセンターとなるCMIシンガポールデータセンターの建設開始は、CMIが今後データセンターをグローバルに展開していく始まりとなることを示している。シンガポールデータセンターの開設は、海底ケーブルシステムの各リソースを統合し、インフラストラクチャーの中核競争力を強化し、接続性、クラウドコンピューティング、CDN製品の迅速な展開を容易にする。シンガポールデータセンターの立ち上げは、シンガポールとアジア太平洋地域の顧客の膨大なネットワーク需要に応え、新時代のデータエコノミーの発展をサポートすることになる」と述べた。

CMIは、世界中のChina Mobileとその顧客に質の高いネットワーク接続サービスを提供することにコミットしており、ケーブルシステム、POPおよびデータセンターに関してグローバル展開戦略を採用している。拡張性のある展開によりCMIは、アジア太平洋地域のトップランクかつ国際的に有数の通信事業者の1つに首尾よく位置付けられた。CMIはこれまでに、世界で40以上の陸上および海底ケーブルのリソースを保有してお入り、総計27T以上の国際的な伝送帯域幅、総計138のPOPで、世界の60カ国、91のホットスポット都市をカバーしている。香港を出発点として、CMIは中核となるIDCのグローバルな展開を大幅に加速し、データセンターのクラウド化に向けた強力なネットワークを可能にする。データセンターがシンガポールに置かれることで、CMIはその独自のGNCシナジーをフルに活用し、国際的なトラフィックの効率的な収束と機敏性を実現し、グローバルな広帯域コネクティビティーを顧客に提供する。

▽CMIについて

CMIは、China Mobile(チャイナ・モバイル、中国移動通信)の完全子会社である。China Mobileは現在、ネットワーク規模と加入者ベースで世界最大の通信事業者であり、時価総額とブランド価値に関してトップランクインしている。国際電気通信市場の需要拡大に応えるより良いサービスを提供するために、China Mobileは2010年12月、国際事業の運営を主に担当する子会社CMIを設立した。China Mobileによる強力な支援を活用しCMIは、IDD、ローミング、インターネット、MNCサービス、付加価値事業を含む幅広い包括的な国際電気通信サービスを世界中に提供する。

香港に本社を置くCMIは、異なった地域にまたがる20カ国にそのフットプリントを拡大している。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180629/2177209-1

ソース:China Mobile International Limited

ソース: China Mobile International Limited