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Suning、「独身の日」の売上高は最初の数秒で1500万ドルに

Suning Holdings Group
2017-11-16 15:52 2081

【南京(中国)2017年11月16日PR Newswire=共同通信JBN】

*イベントで品物の配送に初めてAIロボットを採用

中国の巨大小売企業Suning Holdings Group(以下「Suning」ないし「グループ」)が保有するフォーチュン・グローバル500社企業のSuning Commerce Groupは、中国で年間最大のショッピングの祭典「11/11ショッピング・フェスティバル(「独身の日」ないし「フェスティバル)」の期間にオムニチャネルで163%の増収を達成し、過去最高記録を樹立した。

11月1日から11月11日まで11日間続くSuning独自の「O2O(オンライン・ツー・オフライン)ショッピング・フェスティバル」では、同グループが最近導入した「スマート・リテール」戦略のおかげで、販売が最も大きく伸びた。オンライン小売売上高は前年同期比227%増の新記録となり、オフラインの売上高は168%増を達成した。両販路で計196万人の顧客にサービスを提供した。

Suning Holdings Groupのジャン・ジンドン会長は「この販売結果に非常に満足している。当社はショッピング体験でオンラインとオフラインを融合する『スマート・リテール』モデルを展開し続けているが、今回は画期的な成功となった。フェスティバル期間の成功は、無人店舗や物流ロボット『Biu』、AGV(無人搬送車)倉庫など、小売りセクターでの最近のわれわれのイノベーションの有効性も示している」と述べた。

Suningの上海にあるAGV倉庫がフェスティバル期間中に稼働開始
Suningの上海にあるAGV倉庫がフェスティバル期間中に稼働開始

Suningはスマート・リテール戦略を実施すると同時に、フェスティバル期間の大量注文を処理する革新的な製品とソリューションも導入し、それが販売増に役立った。ハイライトは以下の通り:

*自動物流ソリューション - 在庫棚の周りを動くロボット200台を装備した上海にあるSuningのAGV倉庫は、従来の「人を物へ」動かす方式ではなく「物を人へ」引き渡すことで、業務効率を向上させる。品物の選別にかかる時間は10秒に短縮され、人手による作業より効率は5倍になった。

*「Biu」配送ロボット - Suningは独身の日に南京で初の人工知能(AI)配送ロボットの「Biu」を配備し、近くのSuningコンビニから顧客の家へ品物を配送した。配送時間はわずか3分だった。

*電子機器と家電 - 高級家電製品の売れ行きが良かった。Suningは独身の日にどの業者よりiPhoneの販売が多かった。家電分野では業界での消費高級化が顕著に見られた。洗濯機の販売では大型ドラム式洗濯機の販売が75%を占め、空気清浄機の売上高は300%増加した。

*新しい無人店舗4店をオープン - Suningは中国国内で「Suning Biu」キャッシャーレス店舗を新たに4店開設し、オフライン販売を刷新して、よりユニークなショッピング体験を求める顧客の要望に応えている。

ジャン・ジンドン会長は「素晴らしいユーザー体験の提供こそ、Suningが最も心掛けていることだ。驚くほどの注文量を処理するためには、堅ろうな物流力と最新鋭IT(情報技術)が求められる。われわれの目標は顧客ための完全なショッピング体験の確立である。またわれわれは『スマート・リテール』計画の下で、もっとたくさんのAGV倉庫、Suning無人店舗、配送ロボットを展開し、業界をリードする」と語った。

▽Suning Holdings Groupについて

1990年に創業したSuningは中国の大手商業企業。従業員は18万人で、中国と日本の上場企業2社を抱える。Suningは数十年にわたる成長と変革を通じて、6つの業界でビジネスプレゼンスを確立した。Suningは2017年、中国の非国有企業のトップ500社リストで2位になり、Suning Commerceは同社の歴史で初めて、Suning Holdings Groupの下で2017年のフォーチュン・グローバル500社入りした。

詳しい情報は:http://www.suningholdings.com/cms/en/index.htm

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20171115/1993467-1

ソース:Suning Holdings Group

ソース: Suning Holdings Group