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韓国初の山岳映画祭、蔚州で開幕

2016 Ulju Mountain Film Festival World Committee
2016-09-12 17:26 1916

【蔚州(韓国)2016年9月12日PR Newswire=共同通信JBN】韓国でこの種では初めての蔚州山岳映画祭(UMFF)が南東部の蔚州郡で9月30日から10月4日まで開催され、21カ国から78本の映画が上映される。

「Panaroma」(パノラマ)からのシーン
「Panaroma」(パノラマ)からのシーン

 

「Ascension」(アセンション)からのシーン
「Ascension」(アセンション)からのシーン

 

「Chasing Niagara」(ナイアガラを追い掛ける)からのシーン
「Chasing Niagara」(ナイアガラを追い掛ける)からのシーン

 

「Shifting Ice+Changing Tides」(動く氷+変わる潮)からのシーン
「Shifting Ice+Changing Tides」(動く氷+変わる潮)からのシーン

ソウルから414キロ離れた同郡で開催されるUMFFは、国際コンペティション、登山、クライミング、冒険と探検、自然と人の5部門に分かれている。

国際コンペティションは世界中から選ばれた最高の映画を上映する。約40カ国から提出された182本の作品から韓国の2作品を含む24本が最終選考に残った。社会主義時代のポーランドの登山家イエジ・ククチカの一生をたどった「Jurek」(ユレク)、それと同じようなテーマの「Panaroma」(パノラマ)、登山を通じて世代を結び付ける「Tom」(トム)が最終選考で争う。

「Showdown at Horseshoe Hell」(ホースシューヘルの対決)と「Golden Gate」(ゴールデンゲート)のような映画は自らのやり方でスポーツを楽しむ若いクライマーを描き、何がアルピニストに情熱をもたらすのかを見る人に伝える。その他の映画は自然環境の変化についての警報を鳴らす。

コンペティション部門の2本の韓国映画は、山への純粋な憧れを描く「Story of Annapurna」(アンナプルナ物語)と自然と絡み合う生命についてのアニメーションである「The Time of Two Boys」(2人の少年の時間)である。

登山部門はプロのクライマーの限りない挑戦と勇気を示すことを意図している。UMFFの主催者は、登山は「単に高い山に登ることではなく、登るプロセスを大事にする倫理的行為なのだ」と語っている。

「I-View」(アイ-ビュー)は新ルート発見に没頭した伝説的なイタリアの登山家シモーネ・モロの挑戦を追っている。「E.B.C.5300M」はエベレストの海抜5300メートルのベースキャンプの詳細をカメラで捉えている。「Ascension」(アセンション)はもっとしゃれたやり方で登山を描写している。

クライミング部門では、ロッククライミング、アイスクライミングを含むあらゆるジャンルのスポーツがスクリーンに登場する。映画「Into the Light」(光の中へ)は、人間の限界といわれる難度5.15の岩々への登頂に初めて成功したクリス・ハーマが世界最大の洞窟の1つの最高点に到達するのを描いている。

「Africa Fusion」(アフリカ・フュージョン)では、観客は、世界初のソロクライマーであるアレックス・ホノルドとその友人たちが岩によじ登りながら南アフリカを旅する際の神業に近い技術と組み合わされた南アフリカの美しさを味わえるだろう。

コンラッド・アンカーはアイスクライマーの偉業を明らかにする「Always Above Us」(オールウェーズ・アバブ・アス)にストーリーを提供する。

韓国の2作品である「Ullung. Island」(ウルルン。島)と「Boulder Ting」(ボールダー・ティン)もこのカテゴリーである。

冒険と探検の部門では、出品された映画は異なる山岳スポーツ、旅行を楽しむ人を追っている。「Chasing Niagara」(ナイアガラを追い掛ける)ではプロのカヤック選手が滝を下るために3年間準備する様子がドキュメント映画に仕上げられている。「Wingmen」(ウイングメン)では人々が飛ぶことを求めてアルプスや摩天楼から跳ぶ。

「Darklight」(ダークライト)は闇の中の道を走るマウンテンバイカーのアクロバティックな技で見る人を誘惑するだろう。「The Journey Home」(ザ・ジャーニー・ホーム)は、少年が進んで危険や困難に立ち向かい、迷子になった子供のシロクマの母親を見つけるというファミリー映画である。

自然と人の部門は、映画祭のチェ・スンヒ主任プログラマーによると、自然の中の人々の異なる側面が世界中の全ての隅々から10本の映画-韓国、中国本土、台湾からスコットランド、米国、アイスランド、グリーンランドまで-を通じて示される。

「Into the Mountain」(山の中へ)は、アジア人にとって山は何を意味するかを伝える。「Cailleach」(老女性)では主演の祖母は頑固で孤独だが、その生活は仲間としての自然と動物にあふれている。山と駅での人々の努力と犠牲を描いた「Kroger's Canteen」(クローガーの水筒)もある。「Shifting Ice+Changing Tides」(動く氷+変わる潮)はグリーンランドの変わり方に見られるような地球温暖化について語るだろう。ファミリー映画には自国の自然、動物、自然環境を紹介する韓国の4本のアニメーションが含まれている。

UMFFは昨年、今年の本格的なイベントの前触れとしてプレ映画祭を開催した。

蔚州郡長で映画祭の主催責任者である辛璋烈氏は「われわれはUMFFをイタリアのトレント映画祭、カナダのバンフ山岳映画祭と並ぶ世界の3大山岳映画祭の1つに発展させる」と語った。

ソース:2016 Ulju Mountain Film Festival World Committee

Photo - http://photos.prnasia.com/prnh/20160909/8521605724-a
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ソース: 2016 Ulju Mountain Film Festival World Committee